要請番号(JL52416B34)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
カスング県病院カサリカヘルスセンター
3)任地( カスング県カサリカ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.2 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
カサリカヘルスセンターはカスング県中心部から約5km離れた村落部にあり、地域住民約3万3千人に対して外来診療、産科、エイズの検査・治療といった医療サービスを提供すると共に、乳幼児の発育測定と予防接種、住民への健康教育といった地域保健活動も行っている。また、WFP(国連 World Food Programme)の援助を受け、栄養失調児に対する栄養補助食配給による栄養改善プログラムを実施している。カスング県病院が管轄する23のヘルスセンターの一つであり、傘下に26のヘルスポストを有する。県病院全体の年間予算は約380万ドル。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国では食事は分量を第一としたもので、栄養バランスが考慮されていないことが多い。また、日常利用する食材の種類も乏しいことに加え、調理法は保守的な伝統食が多く、食事の多様性に欠ける。そのため、乳幼児や妊産婦を中心に栄養失調が深刻な問題となっているとともに、糖尿病や高血圧症といった生活習慣病も増加している。コミュニティにおける栄養知識の普及が必要とされており、また地域で入手可能な食材を最大限活用しつつ、かつ地域住民の嗜好に合った健康的な食事習慣を形成していくことが求められている。カスング県病院では現在、2代目の栄養士JVが活動しており、同JVと協力することにより県病院とコミュニティが連携して効果的に地域の栄養改善を図るためJVが要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフやコミュニティの関係者と協力して、以下の活動を行う。また、カスング県病院配属の栄養士JVと連携して活動し、相乗効果を発揮させる。
1.母子の栄養失調に対し、地域で入手できる食材を活用し、住民が実践可能な取り組みを提案する(巡回指導等)。
2.地域住民を対象に栄養教育を行い、生活習慣病の予防に取り組む。
3.妊産婦、糖尿病患者、HIV陽性者等に対する食事指導と、食事内容のモニタリングを行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
健康教材等
4)配属先同僚及び活動対象者
【同僚】
医療助手(Medical Assistant) 2名(40代男性、30代女性)、看護師2名
シニアヘルスワーカー (SHSA)男性1名(40代)
ヘルスワーカー (HSA) 13名(高卒レベル、20~50代)
【活動対象者】
地域住民、学校生徒など
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(栄養士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:経験に基づいた指導が必要
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)