2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52423B46)
募集終了

国名
マラウイ
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

ムワンザ県病院

3)任地( ムワンザ県ムワンザ ) JICA事務所の所在地( リロングウェ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 4.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である公立県病院は、首都リロングウェから南西に約300㎞、人口約13万人を有するムワンザ県に位置する総合病院である。同時に県の保健行政も担当し、管轄する地域のヘルスセンター(診療所)とともに同県の地域住民へ保健・医療サービスを提供している。1971年開院。年間予算193,000米ドル。病床数は約250床、常勤医師数2名、看護師約60名。住民への診療、投薬は無料。同病院へは2012年度に行政サービス隊員、2016年度から2代にわたり看護師隊員が派遣された。

【要請概要】

1)要請理由・背景

マラウイの医療機関における医療従事者の充足率は、地域によって異なるが約30~50%と慢性的な人材不足が課題となっている。配属先病院では、院内および地域巡回で患者や地域住民へ栄養指導をする栄養士が1名在籍しているのみである。人材不足も深刻であるが、特に糖尿病や高血圧などの非感染性疾患(NCDs: Non-Communicable Diseases)患者や入院患者等への的確な食事療法・栄養指導ができる人材がおらず、配属先は同患者への食事療法に関する助言ができる人材を求めており、隊員の要請に至った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1. 同僚栄養士とともに乳幼児健診等へ来院する母子の栄養状態を把握し、現地調達が可能な食材を活用した献立提案、栄養指導等を行う。
2. 小児病棟で入院中の小児に対し、また産婦人科において妊婦や産褥期の母親に対して栄養指導を行う。
3. 週1回のNCDs外来における高血圧や糖尿病患者への栄養指導、食生活習慣改善への助言等を行う。
4. 同僚栄養士等が実施する地域巡回に加わり、地域住民の栄養状態の把握、母子の栄養改善や生活習慣病予防のための啓発活動に取り組む。
5. 上記1~4.のほか、地域の学校での栄養改善指導、院内外施設における地元の食材を活用した献立等の提案を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机、椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
病院長(医師、40代、男性)、NCD担当医師(40代、男性)、病院配属栄養士(30代、男性)、県庁配属栄養士(30代、女性)

活動対象者:
外来・入院患者、地域住民等

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:栄養学科を卒業のこと

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚への助言に経験が必要

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(10~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

マラウイでの栄養士資格登録の際に、6週間の実習が義務付けられている。実習登録時には、TOEIC、英検等の英文証明書の提出が求められる。業務および日常生活では英語が通じるが、患者への説明には現地語(チェワ語)が必要となるため、赴任後の現地語学訓練で学習する。