2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL52716B01)
募集終了

国名
ナミビア
職種コード 職種
C101 食用作物・稲作栽培
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3
苗の準備中 収穫作業 収穫されたものを使用した現地料理

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育省

2)配属機関名(日本語)

ナミビア大学オゴンゴ校作物学科

3)任地( オムサティ州オゴンゴ ) JICA事務所の所在地( ウインドフック )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ナミビア国における唯一の4年制総合大学で約1万人の学生を擁する。オゴンゴ校は、季節湿地への稲作導入を含む乾燥地作物生産に関する技術開発を担い、ナミビア国の作物生産効率を高めることを目的としている。ナミビア大学オゴンゴ校の年間経常予算は約28万米ドルで、中国の研究者も短期で研究を行っている。JICAとは、地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS「半乾燥地の水環境保全を目指した洪水-干ばつ対応農法の提案」:2012年~2017年2月終了予定)を実施している。

【要請概要】

1)要請理由・背景

オゴンゴ校が位置するオムサティ州は、年間降水量が約400mmの半乾燥地であるが、雨季になると隣国からの洪水を受けるため、広大な季節湿地が形成される。現地の自給自足農家は乾燥地での栽培に適したトウジンビエ栽培と放牧を生業としているが、季節湿地は十分には活用されていない。現地大学では、SATREPSプロジェクトを通して、今まで使用されていなかった洪水や干ばつによって形成される季節性湿地を利用した稲を新規作物として導入しようとしている。実際に、多くの現地農家が稲の栽培を望んでいる。そこで、同プロジェクトの成果を現地農家へ普及するための交代隊員の派遣が要請された。JICAボランティアは2012年より稲栽培の啓発活動、展示圃場の運営管理等を2名体制で支援している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

稲作栽培の導入を目的に、大学の技術職員との協同作業を通じて以下の活動を実施する。
1. 稲作関連および野菜圃場を管理運営をする。
2. 稲展示圃場で、観察した稲の生育をもとに栽培技術の協議をする。
3. 農家と学生に対する稲栽培啓発活動をする。
4. 現場での講習会の企画運営をする。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

トラクター(2台)、ハンドトラクター(8台)、稲刈り機(4台)、脱穀機(4台)、籾摺り精米機(2台)、Water pump(3台)

4)配属先同僚及び活動対象者

・指導対象者の農家と学部学生はいずれも稲の栽培経験がほとんどないため、技術レベルは極めて初歩的なレベルといえる。
・配属先の大学スタッフは30数名。
・カウンタ-パ-ト(大学農学部卒50代)は、大学の技術職員で元JICA研修員であり、技術レベルは初中級程度である。

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(大卒)農学 備考:専門的知識を必要とするため

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:稲栽培の経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(ステップ気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

同配属先で活動する他隊員と共同生活をするため、トイレ、シャワー、台所等は共用となる。