2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL53916B02)
募集終了

国名
南アフリカ共和国
職種コード 職種
G202 電子工学
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育訓練省

2)配属機関名(日本語)

ウオーターバーグ職業訓練校(IT・コンピュータサイエンスセンター)

3)任地( リンポポ州ウォーターバーグ郡モガラクゥエナ町マホイレレン ) JICA事務所の所在地( プレトリア )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は同国に50ヶ所在る公立職業訓練校の一つで、ビジネス、IT・コンピュータサイエンス、エンジニアリング&技能研修の3つのセンター(キャンパス)がある。9学年終了資格(日本の中学校卒業相当)以上保有者を対象に、国家資格NCV: National Cerificate(Vocational)レベル2~4取得を目的とするNCVプログラムや技能研修プログラム等合計18のコースを開講し職業訓練機会を提供している。学生数は3センター合計で約2600人。職員数は約220人。年間予算は約4億1200万円(2015年) (www.waterbergcollege.co.za)

【要請概要】

1)要請理由・背景

IT・コンピュータサイエンスセンターの情報工学コースは3年間のコースである。国の方針では年間授業数は約1300時間、実習6割、座学4割の構成と定められているが、実際は講師の技術力不足のために、座学8割、実習2割となっている。講師(工科大学卒)は理論と実習を交えて講義を行っているが、実習機材の種類、量ともに十分でないこともあって生徒の理解度は低い。(例PLC(Programmable Logic Controller)もカリキュラムに含まれているが、機材がなく、また、講師の経験が乏しいため、指導できていない) また、シラバスに書かれているプログラム言語(Java Script, VB, HTML)の指導が出来る講師が不在であり、プログラミング言語への支援も必要となっている。このような状況を改善するため、実社会での経験を踏まえて、講義や実習内容の改善に協力する隊員の要請となった。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

ボランティアは同僚講師と共に以下の活動を行う。(対象生徒は全学年)
1.実習授業、座学授業を担当し、生徒及び同僚講師に対して技術的な支援を行う。
(実習授業は、ICチップを用いた論理回路の確認など。座学授業は電子工学、プログラミング言語など担当します。)
2.効果的な実習授業実施のための、授業準備を行う。
3.同僚講師に対して Java Script, VB, HTMLの補講を行う。
4.ボランティアに求められる能力は、Java Script, VBのプログラム言語>電子工学知識となっている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

オシロスコープ(Xipron: CQ5020-20Mhz)、直流安定化電源(M10-ST6005L)半田ごて、電流計、電圧計、テスター実習用電源サーキット、コピー機等事務機器

4)配属先同僚及び活動対象者

講師:男性 30代 1名(工科大学卒、専門は電子工学)
生徒:9学年終了資格取得者以上、留年があるため年齢の幅があるが概ね19~20歳代後半。
学生数は全学年で約120名
各クラス約40名

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(男性) 備考:治安上の理由

[学歴]:(専門学校卒)電気・電子 備考:同僚教員と同レベル

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:経験に基づく指導のため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(5~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】