要請番号(JL54516B19)
募集終了
5代目
・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産・水産省
2)配属機関名(日本語)
NGO ササカワ・グローバル2000
NGO
3)任地( ルウェロ県ズィローブウェ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、農業開発を支援する国際NGOである(登記地:ジュネーブ)。これまでサブサハラアフリカ14か国で事業を展開しており、ウガンダを含む4か国にて重点的に活動している。年間予算は約112万米ドル。ウガンダでは、国内各地にコミュニティ・ファシリテーター(地元住民)を配置し、配属先職員が定期的に各地を訪問し、農作物の生産性向上、収穫後処理と農産物加工、市場開拓等に係る支援を展開している。ウガンダにおいて技術プロジェクト「コメ振興プロジェクト」を実施しているJICAは、同配属先と現場レベルで協調関係にあり、現在、本要請の任地を含め同配属先が支援する3地域へJVを派遣している(各1名)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
任地ルウェロ県の住民の多くは農業に従事しており、稲作を行う住民も多い。近年、ウガンダではコメの消費量が増大しており、換金作物としてのコメの重要性が高まっている。しかし、生産性を重視した稲作技術が普及しておらず、また収穫後処理におけるロスが多く、さらに販路開拓が不十分あるため、農家の大幅な収入向上へと結びついていない。配属先は、同県にて稲作の改良技術の普及、コメ生産者のグループ化を支援してきた。JVが活動を共にするZAABTAも配属先から支援を受けるグループの一つで、精米所の運営、近隣コメ農民への種子の貸付などを行っている。配属先は、現在活動中のJVが行っている近隣農家への陸稲の普及、種子貸付管理、農家から買い付けたコメの販路開拓(小分けの袋に封入してZAAABU Premium Riceというブランドで販売中)の支援を継続して行う人材を必要としており、今回、後任の要請が出された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
活動地域の農業を含む生活一般を知るための基礎調査や、農家グループの活動状況の把握を行った上で以下の活動を行う。
1.稲作(特に陸稲)の普及支援(技術指導、収穫後処理、マーケティングなど)
配属先やJICAが実施する「コメ振興プロジェクト」専門家から、技術的な助言を受けることができる
2.精米所の運営支援(機械管理、販路拡大、シードバンク運営などに付随する支援活動)
3.コメ加工食品(米粉のケーキやパン)の販売、副産物(もみ殻、ぬか)の利用(家畜飼料など)に関する提案
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし(ZAABTAは精米機等の機械、倉庫等の施設を有する)
4)配属先同僚及び活動対象者
・NGO配属先本部職員(NGOダイレクター: 1名、NGOコーディネーター:1名ほか)
・ZABBUTA センターマネージャー 1名(男性)ほかメンバー数名。
・精米所近隣の農家(特にBamunanika地区)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・農業に興味があること
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
配属先の拠点は首都カンパラにあり、配属先スタッフは各地の支援サイトを巡回指導している。任地では農家グループのコーディネーターや農家への支援活動をを自律的に行い、定期的に配属先へ報告を行う。