要請番号(JL54516B23)
募集終了
5代目
・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
地方自治省
2)配属機関名(日本語)
マサカ県庁
3)任地( マサカ県庁マサカ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
マサカ県は首都の南西約140kmに位置し、赤道付近にある県で、その人口は約10万人である。配属先であるマユゲ県水事務所は、住民が衛生的で安全な水にアクセスできることを目指し業務を行っている。ウガンダでは、井戸の新規掘削などは行政が実施するが、井戸等の水源・施設の維持管理は、利用者である住民が水管理組合を組織して実施していくこととなっており、水管理組合の活動の活性化、健全の運営を指導していくは、配属先の重要な業務となっている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
マサカ県には、数多くの井戸等の水源・施設があるが、その維持管理を行う水管理組合が十分機能しておらず、使用不可能になったまま放置されている井戸等が多く存在している。本来住民自身が壊れた井戸等を修繕する為に、水管理組合が中心となって水の使用料を徴収・貯蓄していくこととなっているが、受益者負担の意識が住民に不足しており、壊れた井戸等の水源が手つかずになっている。また汚れた水を飲料水として利用している住民も多く存在し、コレラなどの感染症罹患の要因ともなっている。これらの問題を解決する為に、配属先は、水管理組合の運営の健全化、住民への衛生啓発を重点課題としているものの、農村を巡回し、地域住民に寄り添いながら、水管理組合の運営支援や衛生啓発を行う人手が不足しており、今回ボランティアの要請がされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 農村を巡回し、水源・施設の状態、水管理組合の運営状況の課題について調査する。
2. 活動1の調査結果を基に、水事務所同僚や井戸修理技師と情報を共有しながら、住民と共に水管理組合運営の活性化を図る。
3. 住民の衛生に対する意識や行動の実状の把握に努めた上で、住民や小・中学校の生徒に対する衛生啓発活動を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし
4)配属先同僚及び活動対象者
・県の水事務所職員 1名 ・水事務所職員の補助職員 1名
・コミュニティ・ファシリテーター 1名。
その他、業務を支援する秘書、事務所専属運転手
水源・水施設の状態、水管理組合の運営状況の調査を実施した上で、運営支援を行う水管理組合や衛生啓発活動の対象を定める。
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
提供される住居のトイレは屋外に別途設置されている可能性がある。