要請番号(JL54517B17)
募集終了
2代目
・2018/2 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
カバレ地域中核病院
3)任地( カバレ県カバレ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1944年に設立されたカバレ地域中核病院は、ウガンダ南西部のカバレ県に位置し、カバレ県及び周辺5県を管轄する地域の拠点病院である。病床数約300床、スタッフ数約300名、年間の患者数は約10万-12万人。2016年度予算は145万米ドル。 JICA技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ2」(2016-2019年)の対象病院の一つである。また、無償資金協力事業「西部ウガンダ地域医療施設改善計画」の下、日本の援助により新病棟が建設され、医療機材も供与された経緯がある。その他、病院事務長や産科病棟看護師をJICAの研修にて日本に招へいした実績あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同病院には、上述のJICA無償資金協力支援により新病棟が建設され、それに伴い最新医療機器を含む複数種の機材が供与された。供与機材には、同病院スタッフにとって馴染みの薄い医療機器も含まれており、また病院の医療機器管理スタッフにおいては、電気・機械工学を学んだ人材がエンジニアとして配置されており、臨床工学技士のような医療機器に関する専門知識を有する人材が不足している。よって、既存の医療機器や、他国からの供与機材の適切な保守管理のため、医療機器トレーナーへの知識・技術移転、及び院内スタッフへの適正利用に関する研修実施などに対応可能な専門性を有する青年海外協力隊(JV)の要請が挙げられた。現在派遣中の初代医療機器JVにより、供与機材の稼働率向上及び治療・診断可能範囲の拡大、地域中核病院としての機能改善に向け、現地医療スタッフとともに技術指導等の取組が進められている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動内容において、医療機器トレーナー業務への助言及び実施支援を行う。
1. 医療機器セミナーの定期開催。(医療機器使用者である院内スタッフへの適切な使用方法の紹介・指導)。
2. 管理台帳の作成・更新。定期点検・動作状況の確認、修理といった保守管理作業の実践・指導。
3. 医療機器利用法の簡易マニュアルの作成・更新、活用状況の確認。
4. 機器交換部品や修理工具管理、病院環境改善の為の5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の定着支援。
5. 県内及び近隣県ヘルスセンター巡回時における上記4項目の定着。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的な修理工具(専門的工具ではない)。
4)配属先同僚及び活動対象者
・院長 男性1名、事務長 男性1名、看護師長 女性1名
・医療機器保守・管理ナショナル・トレーナー2名(看護師、JICAの医療機器ユーザートレーニング受講者)
・医療機器ワークショップ・マネージャー及びスタッフ(平時、活動を共にする同僚)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:B)
【資格条件等】
[免許]:(臨床工学技士)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚への指導のために必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:幅広い機器の知識と応用力が必要
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)