要請番号(JL54520A05)
募集終了
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・畜産・水産省
2)配属機関名(日本語)
ムコノ地域農業調査開発研究所
3)任地( ムコノ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
農業分野の研究・技術開発を行う国家農業研究機構の傘下にある配属先は、ウガンダ中央部の21県を管轄し、農業に関する試験・技術普及・研修を実施している。中央部の主作物であるバナナ、野菜等の栽培方法に関する試験や育種を行っている。これまで世界銀行やUSAIDの事業実施パートナーとして、園芸作物等の試験や普及活動を行った経験を持つ。JICAは1990年代に研究施設等の建設の支援、農業普及に関する技術支援を行っており、現在、短期JICA海外協力隊(野菜栽培)が活動中。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ウガンダ中央部は人口密度が高く、限られた土地資源を有効活用する必要がある。他方、同地域は首都カンパラを始め、中規模以上の街を有しており、都市向けの野菜の栽培により農家の所得向上が期待されている地域である。配属先は、様々な野菜の栽培試験等を行っており、収益性の高いトマトに関しては、青枯れ病に耐性のある品種(固定種)の育種に成功している。特に配属先のある中央部では同青枯れ病が流行しているが、配属先に耐病性品種の普及を行う人材が不足しており、同品種の普及が進展しない課題を抱えている。また、同地域では交通インフラやマーケットの非効率性から収穫された野菜が大量に廃棄される課題も抱えており、これら課題を解決する為、今般の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と協議しつつ、以下の活動を行う。
1. トマトの病耐性品種の個別農家や農家グループへの普及・栽培技術指導
2. トマトの販路開拓支援、トマト加工品製造・販売への助言
3. 試験圃場でのトマト栽培に関する試験(現地の生態環境にあった栽培方法の確立)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
試験圃場
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・ 研究所長:1名(女性、40代)
・ その他研究員:20名(野菜を専門とする研究員は5名)
活動対象者:
・ 地域農家、トマト加工を行っている小規模グループ
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:専門的知識が求められるため
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・指導経験1年以上あることが望ましい
・農業や農村開発に関する知識や経験
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)