要請番号(JL54520A27)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ジンジャ地域中核病院
3)任地( ジンジャ県ジンジャ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ウガンダ東部ジンジャ県に位置し、ジンジャ県及び周辺7県を管轄する地域の拠点病院。外科、内科、小児科、産婦人科、眼科、歯科、エイズクリニック等を持つ総合病院で、病床数約440床、スタッフ数は約300名。2016年度予算約2.7億円。2016年度より実施予定のJICA技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化(フェーズ2)」の対象病院となっており、地域中核病院として病院の質の向上が期待されている。2012年以降、スタッフ若干名が日本へ派遣され「院内感染」等のJICA研修を受講している。2018年12月まで長期の青年海外協力隊員(看護師)が派遣されていた。
【要請概要】
1)要請理由・背景
当国の看護師は、日本と比べ看護師業務範囲が広く、比較的豊富な医療行為の経験を有する。一方、衛生観念、医療安全管理等に課題を抱えており、医療事故や院内感染対策も十分ではない。2015年以来2名の看護師隊員が派遣され、5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の実施による「保健サービスの質向上」を目標とした取組が行われて、各病棟における理解も進み、一部病棟では5S活動に主体的に取り込も姿勢も見られる。しかし病院全体における医療の質や安全性、生産性の向上に繋がる業務改善までには至っておらず、看護業務を通じた人材育成、看護学生への指導が実施できる仕組み作り等が必要とされており、JICA海外協力隊の要請がなされた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
ウガンダでの看護師登録のために8週間の研修(※特記事項参照)を受講後、配属先にて下記の活動を行う。
看護業務や患者ケアを通し、
1. 学生や新人看護師に対し、実技指導支援及び助言・提案を行う。
2. 配属先同僚と協働し、看護学生や同僚に対し、医療事故や院内感染等の予防についての理解を促す。
3. 業務環境改善や臨床技術の向上のための研修実施や提案を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的な医療器具、病院内のOA設備・事務用品等(共用)
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・院長 1名(50代男性)
・事務長 1名(50代男性)
・5Sマネージャー1名(女性、50代)
・配属病棟の看護師(主に女性、20-40代)、
・各病棟スタッフ、看護学生、医師等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(看護師)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:病院内での実務のため
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
※ウガンダ着任後、事務所実施のオリエンテーション(1ヵ月)受講後、看護師登録のため、8週間の研修を受講。活動では身体への侵襲行為を含む医療行為が含まれる。赴任後、配属先と協議の上、所属病棟を決定する。