要請番号(JL54520A31)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
カバレ地域中核病院
3)任地( カバレ県カバレ ) JICA事務所の所在地( カンパラ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
1944年に設立されたカバレ地域中核病院は、ウガンダ南西部のカバレ県に位置し、カバレ県及び周辺5県を管轄する地域の拠点病院である。病床数約300床、スタッフ数約300名、年間の患者数は約10万-12万人。年間予算は約140万米ドル。JICA技術協力プロジェクト「保健インフラマネジメントを通じた保健サービス強化フェーズ2」(2016-2020年)の対象病院の一つである。また、無償資金協力事業「西部ウガンダ地域医療施設改善計画」の下、日本の援助により新病棟が建設、医療機材も供与された経緯がある。過去に青年海外協力隊員3名(看護師2名、医療機器1名)の受入経験あり。
【要請概要】
1)要請理由・背景
JICA無償資金協力支援により新病棟が建設され、最新医療機器を含む複数種の機材が供与された。同病院には電気・機械工学を学んだ人材が医療機器管理スタッフとして配置されいるが、臨床工学技士のような医療機器に関する専門知識を有する人材が不足している。既存の医療機器や、他国からの供与機材の適切な保守管理や、医療機器トレーナーへの知識・技術移転、院内での適正利用に関する研修実施などに対応するため、専門知識をもったJICA海外協力隊の要請が挙げられた。2016年に派遣された初代隊員により、供与機材の稼働率向上及び治療・診断可能範囲の拡大、地域中核病院としての機能改善に向け、同僚とともに技術指導等の取組が行われた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
以下の活動内容において、医療機器トレーナー業務への助言及び実施支援を行う。
・医療機器セミナーの定期開催。(医療機器使用者である院内スタッフへの適切な使用方法の紹介・指導)。
・管理台帳の作成・更新。定期点検・動作状況の確認、修理といった保守管理作業の実践・指導。
・予防保全を目的とした、医療機器利用にかかる簡易マニュアルの作成・更新、活用状況の確認。
・スペアパーツや修理工具管理等、労働環境改善のための5S(整理、整頓、清掃、清潔、躾)活動の定着支援。
・機器交換部品や修理工具管理、病院環境改善支援。
・必要に応じて県内及び近隣県ヘルスセンター巡回時における上記項目に関する支援
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
一般的な修理工具(専門的工具ではない)。
4)配属先同僚及び活動対象者
■配属先同僚:
・院長1名(女性、50代)、事務長1名(男性、50代)
・看護師長1名(女性)
・医療機器保守・管理ナショナル・トレーナー2名(
看護師、JICAの医療機器ユーザートレーニング受講者)、医療機器ワークショップ・マネージャー及びスタッフ(平時、活動を共にする同僚)等
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)保健医療 備考:同僚への指導のために必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:幅広い機器の知識と応用力が必要
[参考情報]:
・臨床工学技士
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(15~30℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)