【配属機関概要】

3）任地（ ムコノ県ムコノ ） JICA事務所の所在地（ カンパラ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 1.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先は首都近郊の県保健事務所。人口約72万人の県の医療行政全般を担当し、治療・予防・啓発等の総合医療サービスを提供している。管轄下には3つの病院、93の地域保健施設がある。年間予算は約4億円。同地域は近年人口が集中し、さらに今後も人口増加が見込まれる地域である。ウガンダ政府は2020年9月にCES(※特記1)を制定し、既存のVHT(※特記2)のシステムを活用し、新型コロナウイルス感染症の予防対策、感染防止策を徹底することを掲げた。JICAでは「コミュニティ保健強化プロジェクト」として当CESの活動を支援しており、当県はプロジェクト対象4県のうちの1つである。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同配属先は首都近郊の人口増加著しい県の保健局であり、現在、JICAは2021年度に実施した「コミュニティ保健強化プロジェクト」のフォローアップにて、同県のCES活動を支援している。同プロジェクトの協力機関であるNGOのACHESTが中心となって活動しており、隊員は配属先に所属しつつ、同NGOとも協力し、各地域のVHTが行う活動の支援やモニタリングを行うことが期待されている。同配属先は上述のプロジェクトに対する理解が深く、また2021年にプロジェクト活動の一つとして実施した世界手洗いの日の啓発活動にJICA海外協力隊が参加したことから隊員の要請に至った。2022年11月より看護師隊員が派遣中。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚と協力して、以下の活動を行う。
※隊員の専門性や経験により、着任後配属先と協議の上具体的な活動内容を決定する。
1.地域住民に対し、VHTが行う感染症対策や公衆衛生(WASH)等の啓発活動を支援する。
2.地域住民に対し、栄養改善に関する教育指導、啓発活動の実施を支援する。
3.配属先が実施する保健プログラム等のアイデア出しや実施を支援する。
4.ヘルスセンターの医療スタッフに対し、効果的な診療サービスの提供を目指した業務及び職場環境改善を支援する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先事務所にある事務機器、ヘルスセンターにある体重計や血圧計等基本的な医療機材

4）配属先同僚及び活動対象者

■配属先同僚:
・県保健事務所長 男性1名
・CP(シニアヘルスインスペクター ) 男性1名(50代)
・他職員、各保健施設の医療スタッフ等
■活動対象者:
・コミュニティメンバー等

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

看護師登録のため任国到着後、通常8週間の研修を受講するが、本要請は、医療行為等を実施しないため、看護実習は実施不要。ただしヘルスセンターで活動する場合は、実施が必要。1.Community Engagement Strategy(CES),2.Village Health Team(VHT)