要請番号(JL55116A10)
募集終了
3代目
・28/4 ・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業畜産省
2)配属機関名(日本語)
チンサリ郡農業事務所
3)任地( ムチンガ州チンサリ郡チンサリ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 10.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先である郡農業事務所チンサリ郡の農業行政を司っている。チンサリ郡は人口約16万人で2011年に新設されたムチンガ州の州都でもあり、現在急速に発展している。郡農業事務所は同地域の人口の7割以上とされる「小規模農家」と言われる耕作面積が5ha未満の農家達に対しての支援を中心に行なっている。同地域はタンザニアとの幹線道路に面しており、マーケティングにおける優位性を指摘されているが今のところその優位性を生かし切れていない。前任者は26年度4次隊で、主に野菜栽培の技術指導ときのこ栽培普及を行なっている。その他にも同隊次のボランティア1名が現在活動中(コミュニティ開発)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同郡では農村部の人々の生計向上を目指して、技術・普及・組織面からの支援を行なってきており、野菜栽培とコミュニティ開発の初代隊員が活動している。引き続き支援を行うため、今回3代目(後任)派遣の要請となった。
これまでの2代では、コミュニティ開発と野菜栽培のセット派遣で同地域のポテンシャルを生かすような新規作物の導入や、配属先の人材や土地を利用した継続的な農業指導のシステムを整えてきた。本案件ではこれまで築き上げてきたシステムがボランティアなしでも継続・発展できるような支援が求められている。現在活動中のボランティアは野菜栽培の技術指導に加えて堆肥作りや、自然の農薬を利用した土壌改良などを試みており、後任も自分の得意分野に応じた協力が期待されている。2016年1月からはJICA技術協力プロジェクト「コメ普及推進プロジェクト」も開始予定。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
郡農業事務所主任農業官の指揮のもと、主に農業普及員とともに以下の活動を行なう。
・郡農業事務所が保有する研修圃場の作付や栽培に関するアドバイス
・周辺農家に対してワークショップの開催
・堆肥作りや自然の農薬を使った土壌改良に関するアイデアの共有
*状況やボランティアの専門分野に応じて郡農業局のその他の業務支援(養蜂・野菜栽培、きのこ栽培等)をフィールドで行なう可能性がある。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
机、椅子、その他の事務用品
4)配属先同僚及び活動対象者
郡農業調整官 男性 40代
主任農業官および農業普及員(25-50歳) 大卒レベル
プロジェクトサイトの農民 (10~15程度の村が対象となる予定)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
単車(小型自動二輪免許が必要)
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
きのこ栽培および養蜂に関して、派遣前に技術補完研修を実施する可能性がある。
養蜂を行なう可能性があり、アレルギー対策のエピペン薬持参が必要(訓練所診療室で必ず相談のこと)。