要請番号(JL55116B18)
募集終了
・2017/1 ・2017/2 ・2017/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
一般教育省
2)配属機関名(日本語)
メヘバA中等学校
3)任地( 北西部州カルンビラ郡メヘバ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 15.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
難民キャンプ内にある中等学校で、グレード8~12(日本の中学2年~高校3年程度)までの生徒約800名が在籍しており、卒業時に行われる国家試験の合格率が州で3番目の優秀校である。同校はメヘバ難民キャンプというコンゴ民・アンゴラ・ブルンジ・ルワンダ難民等の居住区内にあり、1987年に日本の援助によって校舎が建設された。難民キャンプ内の学校だが、優秀校ということで、北西部州の州都であるソルウェジからきたザンビア人生徒も多く在籍している。同難民キャンプでは2016年度後半より日本のNGOがJICA草の根技術協力における活動を開始予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアでは公官庁・民間企業におけるPCの普及が進み、就職のための必須技術となりつつあるが、学校レベルにおけるPC教育は遅れている。同校では2012年より正規の授業としてPC教育を実施し、生徒のPCスキルの習得を図っているが、専任の教員が不在のため現在は理数科教師が兼任している。2015年の国家試験のICT(Information and Communication Technology:情報通信技術)の合格率は94%と高いが、生徒のPCスキル自体は決して高いとは言えない。今後、PC教育専任の教員を配置する予定もあり、ボランティアは、生徒に対する授業とともに、同教員へのPCスキル向上の指導も望まれている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
校長および教科主任の指揮のもと、同僚教員とともに以下の活動を行なう。
1.全学年の生徒に対し、PCの基本的な知識やソフトウェアの操作方法について、週15コマの授業を実施。
2.同僚教員に対し、Windows8やMS-Office2010等についてのPCスキル向上の指導。
3.PCクラブ(クラブ活動)顧問として、生徒への指導。
4.コンピュータの維持管理。
5.コンピュータルームの運営。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC21台(Windows8)、MS-Office2010、プリンター、ネット環境なし。就業時間は7時~20時(自習含む)
※ただしPCは発電機を動かしている時間帯のみ使用可(6~8時、15~20時)
4)配属先同僚及び活動対象者
校長(男性、50代)
教科主任(男性、30代)
同僚教員(男性、30代)
※PC教育専任の教員は不在で、当面は数学および理科を担当している教員と共に活動予定。
生徒数約800名
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:高校教諭の基礎資格として必要
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(なし)
[水道]:(なし)
【特記事項】
難民キャンプ内ということで、生活環境はかなり過酷。住居は水道・電気なし、独立家屋が少なく間借りの可能性もある。
活動はPCが使える時間が限られており工夫が必要。