【配属機関概要】

3）任地（ コッパーベルト州ンドラ郡ンドラ ） JICA事務所の所在地（ ルサカ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 5.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

1959年に設立された歴史のある国立の技術系短期大学で、自動車科、電子工学科、溶接科等の学科を有し、ザンビアの産業人材育成を担う中核校として知られている。学校全体の学生数は約2,400名で、重機修理科は約80名が在籍している。ボランティアが配属される重機修理科は、建設機械の修理技術を学習できる数少ない教育機関で、卒業生は鉱山関連の会社へ就職したり、地方の職業訓練校の講師になったりしている。なお、2015年まで自動車科において、SVが活動していた。

【要請概要】

1）要請理由・背景

急成長しているザンビア産業界において、市場のニーズに合った人材育成は遅れている。そのため、需要があるにもかかわらず建設機械のメンテナンスや修理を外国人技術者が行うことも少なくない。また、職業訓練校の講師は、座学中心で教科書で理論を学んできた者が多く、現場経験が不足しているために、産業ニーズを汲み取った授業を行うことが難しい。この状況のなか、日本人ボランティアの協力を得て、学校教育の現場における実務経験不足を補いたいとの考えから、要請があった。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.学生に対する実習指導および講義(6時間程度/週)
(指導内容は、エンジン、トランスミッション、電子制御部分、液圧のうちいずれか。またはその複数)
2.同僚講師の授業に対するアドバイスおよび指導

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

建設機械(掘削機、ブルドーザー)、各種コンポーネントの不動パーツ(エンジン、トランスミッション等)、油圧シミュレーター、グラインダー、溶接機器、整備工具一式等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚
・学科長 60代/男性
・同僚講師 12名/30～60代/男性および女性/指導経験10～30年
対象者 日本の高校卒業者程度 2クラス80名

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】