2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55118A34)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
G236 家政・生活改善
年齢制限
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

農業省

2)配属機関名(日本語)

ルサカ州農業事務所(カフエ郡農業事務所)

3)任地( ルサカ州カフエ郡カフエ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 1.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先である州農業事務所はルサカ州の農業行政を司っている。生産、普及、灌漑、マーケティング、食物/栄養の専門技官がおり、それぞれの分野で農民への支援を行なっている。ルサカ州下には8つの郡があり、それぞれに郡農業事務所が配置されており、今回JVが派遣されるカフエ郡農業事務所もその1つである。現在は平成27年度2次隊JV1名が活動中(家政・生活改善)。2016年4月よりJICA草の根技術協力プロジェクトとして宮城県丸森町が「丸森町の在来技術を活用した小規模農家の食糧の安定利用強化プロジェクト」の対象地域でもあり、業務内容が重なることから日本人専門家と協働する可能性もある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ザンビアでは以前より栄養改善についての取り組みがなされてきた。これまでは主に保健省がメインで実施してきたが、近年、農業省でも本格的に栄養改善に取り組むこととなった。農業省のこれまでの取り組みとして、主に作物の生産量を拡大することで栄養の改善に寄与してきたが、これからは栄養教育、食品加工・保存、生活改善、組織力強化などのアプローチで実施していく。
ルサカ州農業事務所は全国に先立ってパイロット地域として実施していくことになり、2015年10月からJICAボランティア4名がルサカ州下4郡の農業事務所で活動を開始している。戦後復興で活躍した生活改良普及員のように村落地域の栄養・生活改善を目指しており、後任についても同州の4郡にそれぞれ配置され、州の指導のもと、郡同士連携をとりながら実施していく。本案件はその1つの郡である。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

州農業事務所主任農業官の指揮のもと、主に郡の栄養技官や農業普及員とともに以下に挙げられるような栄養・生活改善活動をバイクで巡回して行なう。また、それらを通してどういった取り組みが効果的かを探っていく。
1.「なぜ栄養が大事なのか」など、栄養と健康に関する栄養教育
2.ジャム作りや乾燥野菜などの農産物加工・保存の支援
3.調理実習や生活環境の改良などの生活改善の支援
4.以上の支援の取り組みを自分たちでできるような女性グループ等への支援
5.状況によっては各農業事務所が注力している特定分野の業務支援(ネリカ米、キノコ栽培等)を行なう可能性がある。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、その他の事務用品

4)配属先同僚及び活動対象者

州農業調整官 男性50代
郡農業調整官 女性 50代
栄養・食物担当官 女性50代
主任農業官および農業普及員(25-50歳) 大卒レベル
プロジェクトサイトの農民 (10-15程度の村が対象となる予定)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・食品加工に関する知識・経験があること。

任地での乗物利用の必要性

単車(小型自動二輪免許が必要)

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

きのこ栽培およびネリカ米に関して、派遣前に技術補完研修を実施する可能性がある。