要請番号(JL55120A01)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業省
2)配属機関名(日本語)
カオマ郡農業事務所 マユクワユクワキャンプ
3)任地( 西部州カオマ郡マユクワユクワ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 7.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農業生産性向上や小規模農家の収入向上のための支援を行っている。マユクワユクワに設置され、域内には難民、元難民、ザンビア人が居住している。2020年1月から開始予定のJICAの「元難民の現地統合支援プロジェクト」の対象地域となっており、その活動の中の農家の農業及び生計の向上にかかるカウンターパートとなっている。近隣の比較的大きな市場として西部州カオマ、モングがある。域内ではマユクワユクワキャンプ普及員、ムシュワラキャンプ普及員が農家を巡回訪問・指導している。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ザンビアは歴史的に周辺国から難民を受け入れてきた。ザンビア政府は、周辺国の政情が安定した後も本国に帰還せずザンビア定住を希望する元難民のため、再定住地の建設・運営を行う「持続可能な再定住事業」を実施している。しかし、再定住はインフラ建設の遅れや生計機会の不足、コミュニティの連携の弱さなどにより進捗が遅れている。JICAは当該地域においてSHEPアプローチ(市場志向型農業振興)を活用したプロジェクトを開始し、農家自身による市場の情報収集とそれに基づく作物選定によって儲かるための農業を目指す。本隊員は同プロジェクトと連携し、農業普及員とともに農家の生計向上や生活の質の改善に関する活動を行うことを目的として要請された。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1.マユクワユクワ再定住地の生活・経済状況に関するフィールド調査
2.農家グループの人間関係、市場の情報(扱う野菜や市場の規模等)、農業に係る情報(種子や資機材の流通状況等)に関するフィールド調査
3.SHEPアプローチ(市場志向型農業振興)に基づく生計向上事業を実施する普及員の支援
4.マユクワユクワ再定住地における現場レベルでの郡・州、政府諸機関、UN各機関、NGOなどの調整と、「持続可能な再定住事業」の実施状況モニタリング
5.JICA専門家及びプロジェクトへの活動にかかるフィードバック
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
PC、プリンター、インターネット、プロジェクター
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚: ・西部州マユクワユクワ農業省担当官※監督者(40代男性)
・西部州マユクワユクワ農業省副担当官(30代男性)
・マユクワユクワ再定住地スキーム調整員(30代男性)
・農業普及員
(全員マユクワユクワに居住、拠点としている。)
活動対象者: 再定住地の元難民、及び同地区在住ザンビア人
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:(男性) 備考:住居がシェアハウスとなるため
[学歴]:(大卒) 備考:同僚とのバランス
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・ファシリテーション経験
任地での乗物利用の必要性
単車小型自動二輪免許が必要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)