【配属機関概要】

3）任地（ 中央州カブエ郡カブエ ） JICA事務所の所在地（ ルサカ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

中央州カブエ郡は首都ルサカから北へ約150kmに位置し、人口約20万人を擁する中央州の州都である。本校はプレスクール及びグレード1～9(日本の幼稚園から中学生に相当)までの生徒が在籍する公立の初等学校である。生徒約300名、教員約10名が在籍している。カブエ郡下の初等学校としては比較的小規模な学校となる。同郡の教員養成校から年1回、教育実習生を受け入れている。2018年7月より小学校教育隊員が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

当校は全校生徒数約300名と小規模な学校であるが、2019年度よりクラス担任制から教科担任制に移行したことにより、教員数が不足している。特に算数を担当する教員が不足しており、他教科の教員がクラスを掛け持つこともあるが、授業の実施内容は各教員にゆだねられており、系統立てた効果的な授業を実施することができる質の高い教員は非常に少なく、授業の質の向上が課題となっている。隊員は通常の算数の授業を実施するとともに、低学力児童に対する補修授業の実施や、教員の授業能力向上に協力することが求められている。また、課外活動の時間を使ったスポーツや文化クラブを同僚教員と実施することも期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.教員として算数の授業を実施する(週12コマ程度)。
2.余裕があれば、隊員の適性により、算数以外の授業(理科・体育など)も実施する。
3.低学力児童に対する補修授業を実施する。
4.同僚教員とともに、上記教科の学習改善(指導内容・指導方法の見直し、指導計画の修正)を行う。
5.算数の授業において、教育実習生に対しモニタリング・助言を行う。
6.課外活動、学校行事運営の補助を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机・椅子・黒板・チョーク、グラウンド、サッカーボール(2)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
校長(50代男性)、副校長(50代女性)、主任(40代男性)、同僚教員10名(20代～40代)

活動対象者:
グレード5～9(日本の小中学生程度、1クラス約40名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

居住地から学校まで10km程離れているため、通勤は自転車もしくは教員用の通勤バスを利用する。
生活使用言語はベンバ語。