2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55120A16)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
交替
3代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

一般教育省

2)配属機関名(日本語)

シムカレ初等学校

3)任地( 南部州モンゼ郡モンゼ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス+車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

南部州モンゼ郡は首都ルサカから南西へ約190kmに位置し、人口は約18万人。本校は1921年に設立された公立の初等学校。グレード1~9までの日本の小・中学生に当たる生徒が在籍しており、生徒数約1,000名。教員数約20名。モンゼ郡下の初等学校としては中規模な学校となる。配属先は村落部に位置し、地域の人々も現地語を主に使用するため英語力が低い。国家試験は英語を使用して行われるため、校長を始め多くの教員が、子どものリテラシー能力の向上が最重要課題だという認識を持っている。2018年1月より、小学校教育の隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ザンビアの初等学校では、現地語と英語を学習するリテラシー(主に読み書き)という科目を実施することが一般教育省のシラバスで規定されているものの、系統立てた状態では教えられておらず、初等教育時における基礎学力(読み・書き・計算)不足は中等教育にも影響を及ぼしている。また課外活動の時間が設定されているにもかかわらず、教員や学習道具の不足が原因で有効活用されていない。通常の授業として実施されているリテラシー科目と算数科目の系統立てた授業を同僚教員と実施し、生徒の学力底上げを図ることを目的として隊員の要請に至った。また、特技を生かしたクラブ活動の立ち上げや指導も期待されている。前任の隊員は、フラッシュカードを用いて英語と現地語の変換読み取りカードを作成して読解力の向上を図った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.リテラシー授業を効果的に実施する。(週3コマ程度)
2.グレード5(小学生高学年程度)の算数を担当し、四則計算の習得に効果・効率的な授業の立案と実施を行なう。
3.課外活動の時間を利用したクラブの運営と指導(JICA「世界の笑顔のために」プログラムにより寄付された野球用具あり)
4.各学期間の休講期間(4月、8月、12月)中は、隊員が自発的に実施する教師隊員分科会等において活動成果や教訓の発信を行うとともに、生徒を対象とした課外活動や近隣コミュニティにおける環境・衛生教育等を積極的に行なう。
5.過去15年に渡りJICA技術協力プロジェクトで導入、普及した授業研究に参加する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

教室(10)、グラウンド、パソコン(3)

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:1名(50代男性)
同僚教員:約20名(22歳~40歳)
対象生徒:グレード5~7、 1クラス約40名( 男女比1:1) (日本の小学校高学年程度)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(男性) 備考:トイレが住居外に位置するため

[学歴]:(大卒) 備考:教員資格のため

[経験]:(教員経験)3年以上 備考:実際の授業を担当するため

[参考情報]:

 ・青少年を対象とした活動経験

 ・英語の教科指導ができることが望ましい

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(なし)

[水道]:(なし)

【特記事項】

教員住宅を使用。未電化地域のため、ソーラーパネルと井戸水を使用。生活環境は厳しい。
生活使用言語 トンガ語