【配属機関概要】

3）任地（ 南部州グウェンベ郡グウェンベ ） JICA事務所の所在地（ ルサカ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ+車 で 約 4.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

南部州グウェンベ郡は首都ルサカから南西へ約230kmに位置し、人口は約5万人。本校はグレード1～12までの日本の小学生から高校生に当たる生徒が在籍する、公立の中等学校。生徒数約1,300名。教員数約40名。グウェンベ郡下の中等学校としては大規模な学校となる。隣の郡に位置する教員養成校は、2016年より開始したJICAの技術協力プロジェクトの対象校に指定されており、本校はその教員養成校から教育実習生を年2回受け入れている。2018年9月より、青少年活動の隊員が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ザンビアでは初等教育時における基礎学力(読み・書き・計算)不足が、中等教育にも影響を及ぼしている。グウェンベ郡と隣のモンゼ郡は特にリテラシー教育(読み書き)に力を入れており、同郡には複数名のJICA海外協力隊が派遣されている。当校は、理数科授業、実技科目(体育・音楽・美術等)について、実験や実技が少なく系統立てた効果的な授業実施には至っていない。また2016年より開始されたJICAの技術協力プロジェクトの連携もあり、算数・理科・体育を担当する教員が要請された。同僚教員とともに、指導内容・指導方法等の学習改善を行なうことが求められている。実験を取り入れた理科授業が期待されており、実験器具が不足している中、工夫して教材を作成することが求められている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.教員として算数・理科・体育授業を実施する。
2.同僚教員とともに、上記教科の学習改善(指導内容・指導方法の見直し、指導計画の修正)を図る。
3.教育実習生に対しモニタリング・助言を行なう。
4.学校行事運営の補助を行なう。
5.各学期間の休講期間(4月、8月、12月)中は、隊員が自発的に実施する教師隊員分科会等において活動成果や教訓の発信を行うとともに、生徒を対象とした課外活動や近隣コミュニティにおける環境・衛生教育等を積極的に行なう。
6.教員養成校と協力校間で開催される授業研究や校内での授業研究に参加し、JICA専門家等と共有する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

グラウンド、試験管、ビーカー、アルコールランプ等、一般的な理科実験器具

4）配属先同僚及び活動対象者

校長:1名(50代男性)
同僚教員:約18名(21歳～54歳、男性7名 女性11名)
対象生徒:グレード5～7(日本の小学校高学年～中学生程度、各学年2クラス、1クラス約40名、男女比1:1)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

生活使用言語 トンガ語