【配属機関概要】

3）任地（ 南部州モンゼ郡モンゼ ） JICA事務所の所在地（ ルサカ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 3.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

南部州モンゼ郡は、首都ルサカの南西約150kmに位置し、人口は18万人。本校はプレスクール(就学前クラス)と、日本の小・中学生に当たるグレード1-9までの生徒が在籍する、公立の初等学校。全校生徒数約1200名。教員数約50名。モンゼ郡下の初等学校としては大規模な学校となり、一部学年は2部制、3部制で授業を実施している。同地区のチャールズ・ルアングア教養成功は、同地区の協力校と連携して授業研究を行っている。モンゼ郡では生徒の基礎学力の向上を目的に、小学校教育や青少年活動の隊員が複数名活動中である。また、同校では2018年4月より小学校教育の隊員が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ザンビアでは、生徒の基礎学力(読み・書き・計算)向上に取り組んでいるが、教員不足や教授法の未確立の問題が大きく、生徒の基礎学力は伸び悩んでいる。本校は理数科授業を担当する教員が不足しており、他の主要科目と比べ生徒の理解度が低いため、隊員は主に理数科について質の高い授業が実施できるようサポートすることが求められている。同僚教員とともに学習改善(指導内容・指導方法の見直し)を行うことで、生徒の基礎学力の底上げを目指す。また、生徒の理解を促すために、わかりやすい表や図を用いての視覚教材の作成が求められている。前任者は、日本の小学校高学年に当たるグレード5の生徒を対象に、週10時間程度「算数」の授業を実施した。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.小学校教員として算数もしくは理科授業を実施する。(週12コマ程度)
2.同僚教員とともに上記教科の学習改善を図る。
3.余力があればExpressive Arts(体育・音楽・図工・家庭科のうちどれか)を担当する。
4.各学期間の休講期間(4月、8月、12月)中は、隊員が自発的に実施する教師隊員分科会等において活動成果や教訓の発信を行うとともに、生徒を対象とした課外活動や近隣コミュニティにおける環境・衛生教育等を積極的に行う。
5.過去15年に渡りJICA技術協力プロジェクトで導入、普及した授業研究に参加する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

試験管、ビーカー、アルコールランプ等、一般的な理科実験器具、グラウンド(サッカーフィールド)

4）配属先同僚及び活動対象者

校長:1名(50代男性)
同僚教員:約50名 30～50代 男女比 1:5
対象生徒:グレード5 130名 男女比1:1
グレード6 150名 男女比1:1
グレード7 130名 男女比1:1 (日本の小中学生程度、1クラス約40名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

生活使用言語 トンガ語