2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55120A24)
募集終了

国名
ザンビア
職種コード 職種
H132 公衆衛生
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
グループ型
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

バトカ地域ヘルスセンター

3)任地( 南部州チョマ郡バトカ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

チョマ郡東部に位置し、郡全体の人口は約24万人。郡下には29の保健施設があり、当該ヘルスセンターはそのうちのひとつである。ヘルスセンターはルサカからリビングストンにつながる幹線道路沿いに立地し、入院病棟も備える地域の基幹(ゾーン)ヘルスセンターのひとつで管轄地域の人口は約16,000人。ヘルスセンターは外来診療から妊婦健診、アンダー5(5歳児未満への子供への健康診断や予防接種)などの母子保健、HIV/エイズ患者へのART(Antiretroviral Therapy)、管轄地域の水質検査など、地域医療と保健衛生の中核を担っている。2018年4月より、コミュニティ開発の隊員が活動中。

【要請概要】

1)要請理由・背景

周辺には村を単位とした農家主体のコミュニティが点在しており、病人は唯一の医療機関である本ヘルスセンターへ徒歩で長時間かけて訪れる。訪れる病人の多くが下痢症やマラリアに罹患しており、健診を受ける子供の多くは低体重症である。HIV/エイズやその他感染症の罹患者も多く、問題は山積している。ヘルスセンターでは衛生的な生活環境の整備や母子、特に乳幼児の栄養改善が重要であると認識しているが、予算や人員不足を理由に遠隔地に散らばる住民へ効果的な対策が行えていない。そこでヘルスセンターの業務を支援しながら、取り組むべき課題に優先順位をつけ、地域・生活に密着した解決法を導入することで、住民の健康な生活作りのサポートが期待され、本案件の要請となった。前任者は、ヘルスセンター業務をサポートし業務改善を支援すると共に、地域住民への健康教育を通して住民の健康意識の向上に努めた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.ヘルスセンター内の5S(整理、整頓、清潔、清掃、しつけ)活動により業務の改善を支援する。
2.ヘルスセンタースタッフと共に、地域住民に対する健康啓発活動を行う。
3.健診や疾病データのまとめ、アウトリーチ業務を支援しながら、地域に必要とされる保健衛生の課題を探る。
4.課題について習慣や地域性を考慮した解決策(手洗いの実践、栄養指導など)をスタッフとともに見つけ、地域に普及させる。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、管理台帳

4)配属先同僚及び活動対象者

同僚:ヘルスセンタースタッフ(準医師2名、助産師4名、看護師5名、環境衛生士1名、臨床検査技師2名、他、20-50代、男性・女性)、コミュニティの現地ボランティア26名(37歳~45歳、男性12名 女性14名)

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・公衆衛生に関する知識や経験

任地での乗物利用の必要性

単車小型自動二輪免許が必要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

保健サービス(医療・検査・検診)の実施機関への配属となるため、訓練所にて「針刺し事故講習」の受講は必須。
生活使用言語 トンガ語