要請番号(JL55120A27)
募集終了
2代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
一般教育省
2)配属機関名(日本語)
メヘバA初等学校
3)任地( 北西部州カルンビラ郡メヘバ ) JICA事務所の所在地( ルサカ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 13.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
難民キャンプ内にある初等学校で、グレード1~9(日本の小学1年~中学3年程度)までの生徒約700名が在籍している。同校はメヘバ難民キャンプというコンゴ民・アンゴラ・ブルンジ・ルワンダ・ウガンダ難民等の居住区内にあり、同地区では最も歴史が古く1972年開校である。学校の生徒の約6割は上述の難民であり、残りは周辺に住むザンビア人である。同校では2020年1月まで小学校教育の隊員が活動した。学校にはNGO等より寄贈された理科実験器具、ノートパソコン、タブレット等があるが、教員に知識がないためあまり活用されていない。地域一帯は未電化で、学校には発電機があるが使える時間は限られている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同校の校長はメヘバ難民地区内に設置されている各省のフィールドオフィスの中で、一般教育省代表代理を兼任している。同地区は1971年のUNHCRによる開所以来数多くの難民を受け入れており、1982年のザンビア政府への移管後も難民の流入が続いている。2019年5月現在で、合計19,000人以上が居住しており、難民子弟への教育を充実させることを狙いとして本件の要請へと至った。現在同校では教員22名が勤務しているが十分な人数とは言えないことから、同僚教員をサポートし通常授業の実施が求められている。前任者はグレード5~7の生徒約230名のExpressive Arts(音楽、体育、図工)及び家庭科の授業を週24コマ(1コマ40分)ほど担当した。また毎回授業の始めには掛け算の練習なども行い基礎学力の向上に努めた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先と協議の上、隊員の得意分野に合わせて授業科目・学年を配属先と一緒に決定していく。基本的に教材がないため身近なものを工夫して授業を実施していくことが求められる。以下の活動が期待されている。
1.児童への授業の実施:Expressive Arts(音楽、体育、図工)、家庭科
2.児童への読み・書き・計算等の授業(英語、算数)
3.高学年(グレード8~9)へのパソコンの授業
4.実験器具を活用した理科の授業
上記以外にも、課外時間を利用してのクラブ活動等、配属先が必要とする活動を柔軟に展開することが期待される。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
パソコン10台、タブレット20台、プロジェクター、理科実験器具(ビーカー、試験管、メスシリンダー、電流計、電圧計、電子秤、バネばかり、ガスバーナー等)、ラクロス用具(クロス22本、ボール28個)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
・配属先長:校長(男性40代)
・同僚教員:22名(20代~50代、男性・女性)
活動対象者:
・グレード1~9の児童 約700名(男子・女子)
5)活動使用言語
英語
6)生活使用言語
英語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
(教諭免許(校種・教科不問))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒) 備考:教員資格として必要
[経験]:(実務経験)3年以上 備考:授業を担当するため
[参考情報]:
・フランス語ができるとなお良い
任地での乗物利用の必要性
単車小型自動二輪免許が必要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(なし)
[水道]:(なし)
【特記事項】
水道はなく井戸水、電気はソーラーパネル使用となる。僻地の為、生活のために単車が必須。
コンゴ民、ブルンジからの難民は英語が分からない生徒もいるため、フランス語ができるとなお良い。