【配属機関概要】

3）任地（ ブラワヨ ） JICA事務所の所在地（ ハラレ ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 7.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ジンバブエ全土で5校ある国立の技術工科専門学校のひとつ。第2の都市ブラワヨにキャンパスがある。応用美術･デザイン、自動車、応用技術科学、電気、機械、土木、科学技術学士コース、商業の8学部を有し、国内外の産業界で活躍する人材育成を目指している。資格別に1.National Certificate(Hexco)、2.National Diploma(Hexco)、3.Higher National Diploma 4.ナショナルエンパワメントコースの4つが設置されている。中等教育修了者、既に技術者として働いているものを対象にした職業訓練校。国家資格取得コースのほか、短期コースを設けている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

本件は、専門技術を習得し職業訓練分野への貢献を行うものであり、同分野への支援はジンバブエのJV活動の取り組みにおける重要課題のひとつとなっている。建築分野での人材育成は南部アフリカ地域に定評があり、卒業生は国内のみならず近隣国での活躍も期待されている。しかしながら、国家予算の逼迫により講師の十分な資金が確保されず、人材流出により講師が不足し、学生に対する十分な指導が困難な状況である。現在、ムタレとハラレにある技術工科専門学校にて料理、PC、デザイン、建築の各隊員が派遣中。本要請は高等教育・科学・技術開発省の長官が旧・現在派遣中の隊員の功績を認め、配属先にボランィア派遣を推薦したことがきっかけとなっている。 配属先である土木学部では、600名から1000名の生徒に対し、教員数は8名。同時期に「建築」「測量」の要請もあがっている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

カウンターパートと相談し以下の教科について配属先生徒に対し講義を実施する。(週24コマ程度) また試験問題の監修、試験監督、試験採点なども行う。
①土木工学・機械製図 ②応用機械
③工事測量④土質力学
⑤流体力学⑥構造工学
⑦設計技術
その他生徒のプロジェクトデザイン支援、調査を実施する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コンピューター、測量機器、プロッター、プリンター(A3-A0サイズ) 土壌ラボ、Surpac software latest in AUTO CAD ,ARC CAD.

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先学部長(経験22年、40代男性)
*土木専門は学部長のみで専門講師は不在。
その他、建築、測量等は講師がいる。

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

配属先提供の宿舎により、同性隊員との同居、ルームシェアをする場合もある。