2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55423B16)
募集終了

国名
ジンバブエ
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
1年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学・技術開発省

2)配属機関名(日本語)

チノイ工科大学

3)任地( 西マショナランド州チノイ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は西マショナランド州の州都チノイ市にある公立大学。自然科学、芸術、経営学、工学、観光等11学部を有し、約11,000人の学生が在籍している。前身は1991年にチノイ市に設立された教員養成校で、2003年に大学として再編された。隊員が配属されるAcademy of Teaching and Lerning(以下、ATL)は、学内の教育及び学習の質の向上に関する責任を担う部局で、教員への研修、教育の質の向上に関するワークショップの実施、学術論文発表の促進等の業務を実施しており、現在は5名のスタッフが在籍している。これまで協力隊を受け入れた実績はなく、今回が初めての隊員派遣となる。

【要請概要】

1)要請理由・背景

これまでの新型コロナウィルス感染症の拡大期においては、感染予防のために長期間学校が閉鎖されるなど当国の教育機関、学生も大きな影響を受けた。そうした影響もあり、配属先としては授業や学習環境のオンライン化、教材のデジタル化、教室のスマートルーム化等の取組を進めたいと考えており、一部オンラインで授業を実施している教員もいるが、ATLにはそうした知見を有する人材がおらず、全学的な取り組みには至っていない。また、現状、教員、スタッフ、また学生のITスキル全般も高いとは言えず、学内のITリテラシー向上も喫緊の課題となっている。こうした課題の解決に向けて協力隊の派遣が期待されており、本要請が提出された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し、状況に合わせて柔軟に対応を検討する。
1.Moodleなどを基盤とした非接触型教育・学習環境の設計、設定、カスタマイズ、実装のサポート。
2.各教員の教育・学習資料のデジタル化へ促進、サポートやオンラインアセスメントの実現に向けたサポート。
3.教員、スタッフ、学生のITリテラシー向上のための研修やワークショップの実施。また関連資料の作成。
4.上記1~4を実施するにあたり、提案資料を作成し関係各者に理解を得ていく。
5.その他、大学が必要とするサポート。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Moodle、Content Management Server、Intranet Server

4)配属先同僚及び活動対象者

ATLスタッフ
ダイレクター:女性、50代
スタッフ4名:男性1名、女性3名、30~50代
IT課教員:男性2名、40代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(ITレベル2以上(基本情報技術者等))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関での活動

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚等への指導も行うため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~29℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定
チノイ工科大学HP