2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL55423B18)
募集終了

国名
ジンバブエ
職種コード 職種
A241 コンピュータ技術
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
1年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

高等教育・科学・技術開発省

2)配属機関名(日本語)

ハラレ工科大学

3)任地( ハラレ州ハラレ市 ) JICA事務所の所在地( ハラレ州ハラレ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は首都ハラレにある公立の工科大学。1988年に国立職業訓練センターとして設立され、2005年に大学として再編された。工学、情報、ビジネス・マネージメントサイエンス、産業技術等の5つの学部を有し、約3,000人の学生が在籍している。隊員が配属される情報通信技術サービス課(ICTS課)は学内の情報通信技術全般を担当する事務方の部署で、現在は15名のスタッフがITインフラの維持管理、サイバーセキュリティ、システムの更新や最適化等に関する業務を行っている。これまで協力隊の受入実績はないが、他校に派遣されたコンピュータ技術隊員が情報交換やスポット的なサポートのために同校で活動したことがある。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ICTS課は学内の情報通信技術全般を担当しているが、現状、学部間や研究所および各センターを繋ぐ学内の各種データーベースなどの連携や安定した運用が課題となっており、情報管理システムの拡張および統合が求められている。その運営にあたっては、特にサイバーセキュリティーに対する課題も多く、それらに対処できるだけの人材が不足している。協力隊員は現在大学が提供しているWEBサービスや学内運営システム(成績管理、生徒登録情報、経理、図書館)などの運営サポートおよびシステム統合に対する改善および開発に向け、それぞれを担当する職員とともに取り組んでいくことが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

現時点では以下の活動が想定されているが、最終的な活動内容については赴任後に関係者と対話し、状況に合わせて柔軟に対応を検討する。
1.サイバーセキュリティの強化に関する同僚の技術サポート。
2.配属先が必要とする学内のコンピュータの保守管理(トラブル対応などを含む)の技術サポート。
3.現行システムと財務システムとの統合、学生管理システム、学生のWEBシステム等に関する同僚の技術サポート。
4.その他配属先から求められる事項への対応。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

Desktop/Laptop約400台,Cisco switches,Ruckus access points,WindowsSever,Sophos firewalls,Eset antivirus,Veeam backup and replication software

4)配属先同僚及び活動対象者

ダイレクター:女性1名、40代
技術職員(システムアドミニストレータ、ネットワークアドミニストレータ):男性2名、30代
ソフトウェアデベロッパー:男性2名 20~30代
ネットワーク関連担当:女性2名 30~40代
ウエッブマスター:男性1名 30代、サーバー管理担当:2名 30~40代

5)活動使用言語

英語

6)生活使用言語

英語

7)選考指定言語

英語(レベル:B)

【資格条件等】

[免許]:(ITレベル2以上(基本情報技術者等))

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒) 備考:高等教育機関での活動

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:同僚に対する助言も行う

[参考情報]:

 ・サイバーセキュリティ関連の知識や実務経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(温暖冬季少雨気候) 気温:(9~28℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

年や季節によって違いはあるが、全国的に電力、水事情は不安定。配属先からは本件以外にもソフトウェア開発業務をサポートする協力隊の要請も提出されており、派遣の時期によっては同時期に活動する可能性がある。
ハラレ工科大学HP