【配属機関概要】

3）任地（ モノ県グランポポ市 ） JICA事務所の所在地（ コトヌー ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同支所は、モノ・クッフォ県農業促進センターの管轄の下、事業実施機関として市レベル毎に設置されている。地域の農・畜・漁業の農民を対象に、農業技術普及・指導、研修(農薬・肥料等を使用した栽培技術の普及等)、肥料・種子の販売等を行っている。同支所の年間予算は約400万円。支所長が2015年度の第三国研修(モロッコ)に参加した。同配属先にコミュニティ開発JV1名を要請中。同任地で教育分野の小学校教育JV1名が活動中。

【要請概要】

1）要請理由・背景

同国でのコメ自給率は47%であり、年々消費量が増加し不足分は輸入に依存している。同国はコメや農作物の安定供給と貧困削減への貢献を目指し、農業セクターへの取組を強化し重要課題に掲げている。また、CARD(アフリカ稲作振興のための共同体)のコメ生産拡大に向けた取り組みを強化している。同支所は、農業・牧畜・漁業省の政策実施機関として、農民に対する技術指導を行うべく農業普及員が配置されているが、予算不足、農業普及員の知識不足や農民の運営能力の低さにより、期待されている農民への技術指導は十分に行われていない。前任者となる現在活動中のJVは、稲作・野菜栽培農家の実態調査を基に生産性の向上を図る活動を行っている。農民の安定的な生産、生産量増加に向けた技術指導及び現金創出活動に取り組む農民の生活向上に向けた支援のニーズは高く、後続要請がなされた。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

農業普及員の指導レベルの改善、農民の生産量増加及び収入向上を目的として、以下の活動を行う。
1.農民との関係構築、情報収集、問題点の把握
2.稲作栽培の普及、技術指導、助言
3.収入向上に向けたアイデア、改善策の提案

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

支所内執務席

4）配属先同僚及び活動対象者

支所長 (男性、30代)
農業普及員 (男性、20～40代 )20名
農民

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

活動上の交通手段は自転車のみに限られるため、その範囲で活動を行う。