要請番号(JL56016B07)
募集終了
3代目
・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
幼児・初等教育省
2)配属機関名(日本語)
セメポジ視学官事務所
3)任地( ウェメ県セメポジ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 0.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は、セメポジ市内に点在する小学校(公立104校、私立約350校)と幼稚園(24園、私立約70園)を管轄している教育行政機関。管轄校の人事、財務管理、カリキュラム管理、小学校卒業試験の監督、教員研修の企画、運営等の業務を行っており、視学官長の他、1名の教務主事が管轄地域を分担し、定期的に巡回指導を行っている。年間予算は約260万円。他国からの援助は受けていない。2017年9月まで前任小学校教育JVが活動予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベナン国の初等教育就学率は、2007年に初等教育の無料化を受けて100%を超えているが、修了率は77%、留年率は11%(2014年)であり、その数値は就学児童の増加に伴う教員数の不足や指導力不足、学校設備の未整備等により改善されていない。その状況下でJICAは、2008年から学校保健を切り口とした学校環境改善に取り組むJVの派遣を開始し、ベナン国初等教育省から高い評価を得ている。2014年7月には、同省とJICAの間で教育分野のJICAボランティア派遣に関する覚書を取り交わし、学校保健及び教科教育(理科、算数、体育、図工、音楽等)に取り組むJVを、継続して複数の地域に派遣していくことに合意し、現在7名のJVが活動中である。前任者は、市内の小学校で図工の授業を中心に支援を行っている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先関係者、校長、教員、児童と協働しながら現場の状況を把握したのち活動校を選定し、以下の中から実施可能な活動を行う。
1.身近にある物を活用した教材作成や授業改善に向けたアイデアの提案
2.児童や教員への実技指導(理科、算数、体育、図工、音楽等の中から指導可能な教科)
3.手洗いやゴミ捨て等の学校保健衛生に関する啓発活動
4.配属先、学校関係者が主体的に参加するようなアクティビティの紹介及び実施(例;視聴覚教材の作成、研修、発表会、コンクール、運動会、体験型学習、日本文紹介イベント等)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。現地にあるものを工夫して使用する。
4)配属先同僚及び活動対象者
・視学官1名(男性50代)
・教務主事1名(定員5名)
・視学官事務所総務スタッフ(秘書、会計、運転手等)
・各学校の校長、教員、児童
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・実習や塾等での指導経験
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
高温多湿な気候であるため生活環境は厳しい。その中で、学校巡回は主に自転車や徒歩で行うため、健康管理をしっかり行う必要がある。