要請番号(JL56016B09)
募集終了
2代目
・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
アプラフエ保健センター
3)任地( クッフォ県アプラフエ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ベナン国西部モノ・クッフォ県アプラフエ市に位置する、市レベルの一次医療機関である。市人口は約19,000人で、管轄下に7つの区保健センターを持つ。産科、診療科、検査室、薬局を備え、各種予防接種も行っている他、村の保健ボランティアとの連携による地域での啓発活動(予防接種、マラリア、家族計画等)にも取り組んでいる。
2014年10月より助産師JVが、また2015年10月より本案件の前任となるコミュニティ開発JVが活動中である。その他、外国の援助は受けていない。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同保健センターは、予防接種や疾病予防に必要となる基礎的な保健知識が住民に行き届いていないことを問題視している。よって、主に看護助手が保健センター内業務の合間をぬって家庭訪問を行い、村の保健ボランティアと共に地域住民に直接、予防啓発を行っているが、改善の余地が多い。また、薬草等を用いた伝統医療を好む住民も少なくなく、そのような背景に理解を示しながら、重篤化する前に医療機関を受診するよう促すことが、地域住民の健康を守る上では重要である。
前任となるコミュニティ開発JVは、小学校を巡回し、教員や子どもを対象に衛生啓発を目的としたアクティビティに取り組みながら、地域で出会った問題点を配属先へフィードバックしている。今後は、同様の保健活動を学校外でも展開することが期待され、後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと協働し、地域を巡回しながら以下に従事する。
1.住民との関わりを通じて、地域の生活様式や健康状態を把握する。
2.配属先が村を訪問して行う出張予防接種や啓発活動に同行し、住民とセンターの関係性を捉える。
3.1および2を踏まえ、住民の健康促進に向け、自分の強みを生かした取り組みを模索し、実施する。
4.前任者の行っている小学校での保健アクティビティ(手洗い、歯磨き啓発等)を必要に応じてフォローアップする。
※活動上の移動手段は徒歩または自転車。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
・センター長(医師) (男性、50代)
・看護師長(男性、30代)
・看護助手(男性、30代)
・各村保健ボランティア
活動対象は地域住民
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
停電や断水が頻繁にあり、生活環境は厳しい。医療分野での専門性は求められないが、フットワークが軽く、行動力のある人材が求められている。地域に溶け込み、現地語も積極的に習得することが望ましい。