要請番号(JL56016B10)
募集終了
2代目
・2017/1 ・2017/2 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
保健省
2)配属機関名(日本語)
ラロ保健センター
3)任地( クッフォ県ラロ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ベナン国西部モノ・クッフォ県ラロ市に位置する市レベルの一次医療機関である。市人口は約22,000人で、管轄下に9つの区保健センターを持つ。産科、診療科、検査室、薬局を備え、各種予防接種も行っている。また、ブルーリ潰瘍の集中治療機関となっており、子どもを含めた長期入院患者を抱えている。
過去に市役所配属の米国ピースコーが同保健センターと連携して、保健啓発活動を地域で行っていた他、ベルギーおよびスペインより技術援助を受けている。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ラロは幹線道路から外れた村落部に位置し、昔ながらの習慣を保持し薬草等を用いた伝統医療を好む住民が多く、保健センターの利用者が多いとは言えない。故に、同センターで行っている予防接種や出産、診療に関し住民への啓発が必要とされており、センターとしても取り組んでいるものの、慢性的な予算不足・人手不足により、十分な成果が得られていない。このような地域でのセンターの取り組みを強化すると同時に、住民自らが健康を守れるよう、病気予防と基礎衛生に関する知識と意識の向上が求められている。
2015年7月より活動中の初代コミュニティ開発JVは、センター内外での配属先の取り組みを把握するところから着手し、水の管理に着目した衛生啓発に従事しているところである。同JVの活動を発展させること、および新たな視点での活動展開を期待され、後任の要請に至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフと協働し、地域を巡回しながら以下に従事する。
1.住民との関わりを通じて、地域の生活様式や健康状態を把握する。
2.配属先が村を訪問して行う出張予防接種や啓発活動に同行し、住民とセンターの関係性を捉える。
3.1および2を踏まえ、住民の健康促進に向け、自分の強みを生かした取り組みを模索し、実施する。
4.その他、活動上で得た気づきを配属先へ共有する。
※活動上の移動手段は徒歩または自転車。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
なし
4)配属先同僚及び活動対象者
・センター長(医師) (男性、40代)
・看護師長(男性、30代)
・看護助手(男女、20~30代)
活動対象は地域住民
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
停電や断水が頻繁にあり、生活環境は厳しい。医療分野での専門性は求められないが、フットワークが軽く、行動力のある人材が求められている。地域に溶け込み、現地語も積極的に習得することが望ましい。