2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56016B13)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
H107 助産師
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/1 ・2017/2

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健省

2)配属機関名(日本語)

アヨミ保健センター

3)任地( クッフォ県ドボ市アヨミ区 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

ベナン国西部モノ・クッフォ県ドボ市に位置する区レベルの一次医療機関で、幹線道路から車で20分程外れた村落部にある。10村を管轄し、区人口は約24,000人。医師は不在で、看護師、助産師、看護助手のみの非常に限られた人員の中、診察、健診、分娩、各種予防接種を行っている。かねてより住民保健委員会による活動は活発で、各村での保健啓発や出張予防接種の運営を補佐している。また、月に数回程度、助産師が区内の中学校を訪問し、性教育を目的とした啓発活動を行っている。
JICAボランティアを含み、これまで外国の援助を受けていない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

慢性的な人手不足・予算不足から、センター内での業務は何とか賄っているものの、スタッフが直接地域に出向いての啓発等を行う余裕がないことが問題視されている。また、地域には薬草等を用いた伝統的医療がいまだ根付いており、近代医療に頼らず医療機関に足を向けない住民も少なくない。ボランティアには、住民とセンターの架け橋となることが期待されており、特に同センターが問題意識をもちつつも十分に取り組めていない妊産婦および乳幼児の栄養改善に関し、ボランティアが求められている。
上記のとおりこれまで外国の援助を受けておらず、多くの保健センターが備えている器具(乳児の体重測定器など)も持ち合わせていない。物資が非常に限られている中で、ボランティアの経験と柔軟な発想によって、いかに対話を通じた人対人の取り組みを遂行できるかが鍵となる。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフおよび住民保健委員会メンバーと協働し、以下に取り組む。
1.健診や予防接種に訪れる妊婦および乳幼児の母親を対象とし、基礎衛生や栄養改善に係る啓発を行う 。
2.家庭訪問を通じて、妊婦健診の受診と乳幼児予防接種の促進、および栄養改善に向けた啓発を行う。
3.配属先助産師が区内の中学校で行っている啓発活動(性教育)を補佐する。

※身体への侵襲行為は行わない。
※活動上の移動手段は徒歩もしくは自転車。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

なし

4)配属先同僚及び活動対象者

・看護師長(男性、30代)
・助産師(女性、30代)
・住民保健委員会メンバー(委員長は男性、40代)

活動対象は地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(助産師)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

停電や断水が頻繁にあり、生活環境は厳しい。センター内に留まらず、積極的に地域に出向き、住民の目線に立って啓発や提言が行える人材が求められる。