2017年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56017A04)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

幼児・初等教育省

2)配属機関名(日本語)

コメ視学官事務所

3)任地( モノ県コメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は、コメ市内に点在する小学校(公立112校、私立55校)と幼稚園(公立26園、私立12園)を管轄している教育行政機関。管轄校の人事、財務管理、カリキュラム管理、小学校卒業試験の監督、教員研修の企画、運営等の業務を行っており、視学官長の他、2名の教務主事が管轄地域を分担し、定期的に巡回指導を行っている。年間予算は約180万円。他国からの援助は受けていない。2018年6月まで前任小学校教育JVが活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

当国の初等教育就学率は、2007年に初等教育の無料化を受けて100%を超えているが、修了率は77%、留年率は11%(2015年)であり、その数値は就学児童の増加に伴う教員数不足や指導力不足、学校設備の未整備等により改善されていない。さらに、今年度はこれまで実施されていた小学校修了試験の合格点引き下げを、新政権が実施しなかったため、修了率は40%まで落ち込んだ。これらの問題に対応するため、2014年7月、教育省とJICAの間で教育分野のJICAボランティア派遣に関する覚書を取り交わし、学校保健及び教員の指導力向上を目指した教科教育(理科、算数、体育、図工、音楽等)に取り組むJVを、継続して複数の地域に派遣していくことに合意した。現在15名のJVが同分野で活動中であり、協力して研修等を実施している。前任者は、市内の小学校で図工中心に活動している。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先関係者、校長、教員、児童と協働しながら現場の状況を把握したのち活動校を選定し、以下の中から実施可能な活動を行う。
1.身近にあるものを活用した、児童や教員が楽しめるアクティビティ、レクレーションの提案、実施
2.児童への授業、教員への授業手法支援(理科、算数、体育、図工、音楽等の中から指導可能な教科)
3.手洗いやゴミ捨て等の学校保健衛生に関する啓発活動
4.配属先や学校関係者等を巻き込んだ行事の提案、実施(例:視聴覚教材の作成、研修、発表会、運動会、体験型学習、日本文化紹介イベント等。他任地の同分野隊員と協力する事も可)

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

特になし。現地にあるものを工夫して使用する。

4)配属先同僚及び活動対象者

・視学官1名(男性40代)
・教務主事2名
・視学官事務所総務スタッフ(秘書、会計、運転手等)
・各学校の校長、教員、児童

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・指導経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

高温多湿な気候であるため生活環境は厳しい。その中で、学校巡回は主に自転車や徒歩で行うため、健康管理をしっかり行う必要がある。