2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018A13)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
D235 自動車整備
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

中等・技術・職業訓練教育大臣

2)配属機関名(日本語)

コヴェ職業センター

3)任地( ズー県コヴェ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

2009年に設立された職業訓練校である。14歳以上の青少年を対象に手に職をつける技術を習得し、若者を養成する国の教育実施機関。3年間の養成期間終了後は、技巧証明書を取得し、就職や仕事の自活を促すことを目的とする。全生徒数は167名で7つのアトリエ(機織、洋裁、木工、彫刻、メカニック2輪、メカニック自動車、溶接)が実施されている。講師人数は19名と事務職員が6名いる。他国ボランティアの援助はない。年間予算約500万円。2018年3月まで前任者が活動予定。

【要請概要】

1)要請理由・背景

各アトリエは、教室棟で理論を学ぶ授業が20パーセント、アトリエ棟での実習授業が80パーセントの割合で構成されており、実習授業は、地域の人々から修理依頼のあった車を実際に修理しながら学んでいる。街の自動車整備場よりも同センターに修理を依頼する方が割安であるため、センター開校時期は修理対象の車も多く、実践の中でエンジンを始め各パーツの構造、保守、整備を学んでいる。同国には、整備不良の自動車が日常的に走行しており、安全に走行するための技術改善の余地が多々あり、日本のテクノロジーを生かした技術とともに、仕事に対する丁寧さ、作業の段取り、手順の大切さを学ぶことも期待されている。ボランティアの持つ知識と経験を活かし、ベナン国の人材育成に貢献することを目指す。前任者は、日々の自動車修理作業を、生徒とともに汗を流しながら行っている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

同僚の自動車整備講師と以下の実習授業に協力する。自動車科の生徒は15名(1-3年生 5名ずつ)
授業時間は、午前8時-12時30分、午後15時-18時30分。

1.メカニックオートの理論および実習授業を把握する。
2.実習授業の支援と技術アドバイスを行う。
3.指導マニュアル等生徒がわかりやすい資料を講師とともに作成する。
4.生徒との交流を通じ、生活指導に資するような活動も期待されている。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

エンジンスタンド、ホイールバランサー、コンプレッサ、タイヤチェンジャー、溶接機、工具一式他

4)配属先同僚及び活動対象者

校長 男性 40歳代 機械製造教師経験有
メカニックオート技術講師 男性 30歳代 3年経験

その他技術講師19名 8年から30年の経験有。

男子生徒

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(2級ガソリン・ジーゼル自動車整備士)

[性別]:(男性) 備考:男子生徒のみ対象のため

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験) 備考:実習授業を行うため

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

高温多湿な気候であるため生活環境は厳しい。その中で、学校巡回は主に自転車や徒歩で行うため、健康管理をしっかり行う必要がある。フランス語で生活可能であるが、現地語を話すとより地域に密着できるため、赴任後に現地語も学習します。