2018年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL56018A15)
募集終了

国名
ベナン
職種コード 職種
G236 家政・生活改善
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2018/4 ・2019/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

労働・公職・社会問題省

2)配属機関名(日本語)

ジャコトメ福祉センター

3)任地( クッフォ県ジャコトメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。クッフォ県に位置する同センターは1998年に設立、日本でいう市役所の福祉課の役割を担っている。具体的には、各種補助金の窓口業務、カウンセリング業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、社会医療事業(医薬品購入補助等)、孤児などの児童支援(学費支援)を実施している。センター敷地内には、洋裁アトリエと美容室アトリエが設置されており、女子生徒(13-18歳 10名)を対象に研修を行っている。年間予算は約20万円。 他外国からの援助は無い。

【要請概要】

1)要請理由・背景

同センターは、地域住民の抱える問題に対応するため、相談業務及び諸手続きにかかる窓口業務を行っている。センター利用者数は月平均300名。業務担当スタッフは3名のみで、慢性的な人員と資金不足を抱えており、センター外となる地域住民の現状把握や支援が行き届いていない。同市を含むクッフォ県は「日陰地域」と呼ばれる地域で、特には、女子の早婚、多産による貧困家庭の事情から学校を中退せざるを得ない児童・生徒が多い。こうした女子を対象に、センター内のアトリエで手に職を付けさせる活動を行っている。同センターの活性化とともに、地域内の社会的弱者を支援する啓発活動、生活向上支援を期待され、初代JVが2017年9月まで活動し、継続した支援が期待され後任要請がなされた。高い専門性は必要としないが、住民とのコミュニケーションを図りながらの現場定住型の活動が期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先スタッフや地元のボランティアと連携し、以下の活動を行う。
1.洋裁アトリエ授業への協力、洋裁講師への技術的助言、生徒への指導補佐等。
2.業務効率化のための書類整理、作成補助(パソコンを利用した書類作成指導等)。
3.地域内の社会的弱者(女性、子供、障害者、高齢者等)に対する啓発活動(センター利用促進、衛生・栄養改善)の企画・実施。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

センター内執務室、足踏みミシン10台

4)配属先同僚及び活動対象者

センター長 (男性、40代)
スタッフ(男性、20-30代2名・ 女性、30-40代2名 )
洋裁指導員(女性、 30代 )
地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

[参考情報]:

 ・手工芸に関する知識と経験

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

活動上の交通手段は自転車のみに限られるため、その範囲で活動を行う。フランス語で生活可能であるが、現地語を話すとより地域に密着できるため、赴任後に現地語も学習します。