要請番号(JL56020A05)
募集終了
3代目
・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
社会問題・マイクロファイナンス省
2)配属機関名(日本語)
ジャコトメ福祉センター
3)任地( クッフォ県ジャコトメ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 3.5 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
同省は、全国約80か所に福祉センターを配置し、地域の社会的弱者に対する支援を行っている。クッフォ県に位置する同センターは1998年に設立され、各種補助金の窓口業務、障害者の生活支援、女性グループ支援、社会医療事業(医薬品購入補助等)、孤児などの児童支援(学費支援)といった、日本の市役所福祉課の役割を担っているほか、カウンセリング業務を行っている。洋裁アトリエが設置されており、女子生徒(10代 約5名)を対象に研修を行っている。年間予算は約20万円。 他外国からの援助は無い。前任者が2021年3月まで活動予定。
【要請概要】
1)要請理由・背景
同センターの利用者数は月平均300名にも及ぶが、業務担当スタッフは4名のみで、慢性的な人員と資金不足を抱えており、地域住民の現状把握や生活支援を強化する必要がある。また、同センターでは、女子の早婚、多産による貧困家庭の事情から学校を中退せざるを得ない児童・生徒が多く、こうした女子を対象に、センター内のアトリエで手に職を付けさせる活動にも力を入れている。社会的弱者の生活改善につながる啓発活動や、アトリエでの洋裁指導を通した女性支援を目的に本要請に至った。前任者は、アトリエ教室での技術指導を行い、新しい製品の開発に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先スタッフや地元のボランティアと連携し、以下の活動を行う。
1.洋裁アトリエ授業への協力、洋裁講師への技術的助言、生徒への指導補佐等。
2.地域内の社会的弱者(女性、子供、障害者、高齢者等)に対する啓発活動(センター利用促進、衛生・栄養改善)の企画・実施。
3.業務効率化のための書類整理、作成補助(パソコンを利用した書類作成指導等)。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
足踏みミシン(3台)、電動式ロックミシン(1台)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
センター長(社会福祉士、女性、40代)
スタッフ(社会福祉士2名 )
洋裁指導員(女性)
活動対象者:
地域の社会的弱者、アトリエ女子生徒(10代 約5名)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:活動に必要
[経験]:( ) 備考:
[参考情報]:
・手工芸に関する知識
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住民の足はバイクタクシーであるが、協力隊員は利用できない。任地では現地語であるアジャ語、フォン語等が話され、電気・水道は、ほぼ毎日、数時間程度、停電・断水する。数日復旧しない時も、まれにある。