要請番号(JL56020A06)
募集終了
3代目
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
幼児・初等教育省
2)配属機関名(日本語)
ボパ視学官事務所
3)任地( モノ県ボパ市 ) JICA事務所の所在地( コトヌー )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先となる視学官事務所は、全国に85ある教育学区ごとに設置されている行政機関であり、管轄校・園の人事・財務管理、カリキュラム管理、小学校卒業試験や学期・学年末試験の総括、教員研修の企画・運営等を行っている。ボパ視学官事務所は、ボパ市内の小学校101校、幼稚園13園を管轄している。これまで2代の小学校教育隊員が派遣されてきた他、モノ県は第1次小学校建設計画の対象県であり、日本により建設された小学校がボパ市近郊にもある。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ベナンでは、2007年の初等教育無償化により就学率が大幅に改善され、就学児童数が増加、これにより教員や教室が不足する状況があったが、援助機関等の支援を受けながら国は改善に尽力している。日本は1996年から今日まで小学校建設等により学ぶ環境の整備に協力してきている。ボランティア事業については、2008年から手洗い促進活動等により学校の保健衛生状況の改善に取り組むJOCVの派遣を始め、現在は、2014年にベ国幼児・初等教育省とJICAの間で交わされた覚書に基づき、図工・体育・音楽の指導補佐による児童の情操育成や、算数・理科等の指導強化による児童の学力向上に取り組む小学校教育隊員が派遣されている。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
現場の状況や要望を勘案しながら配属先と協議の上、巡回を前提に活動校を選定、活動計画を立案し、配属先・校長・教員・児童たちと協働し、自身の得意なものを活かしながら、以下に挙げるような活動を行う。
1.図工、体育、音楽、算数、理科等のうちから指導可能な教科の指導支援
2.授業改善に向けたアイディアや身近にあるものを活用した教材の提案
3.配属先や学校関係者の主体的参加を見込む行事やアクティビティの提案、企画・実施支援(例:運動会、発表会、コンクール、研修会、体験型学習等)
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
特になし。任地にあるものを工夫して使用する。
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先同僚:
視学官長1名(50代)、教育指導主事2名(40代、50代)、秘書2名(40代、50代)、会計1名(30代)、警備員1名(40代)
活動対象者:
配属先管轄校の校長、教員、児童
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
言語問わず(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:(小学校教諭)
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:( ) 備考:
[経験]:(指導経験) 備考:児童や教員に指導するため
任地での乗物利用の必要性
自転車
【地域概況】
[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
住民の足はバイクタクシーであるが、協力隊員は利用できない。任地では現地語であるフォン語・サホエ語等が話され、電気・水道は、ほぼ毎日、数時間程度、停電・断水する。数日復旧しない時も、まれにある。