【配属機関概要】

3）任地（ ディキル市 ） JICA事務所の所在地（ ジブチ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ ﾊﾞｽ で 約 2.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

ディキル州教育局は、ディキル州のすべての小・中・高を管轄している。教育局事務所には会議室や図書室の設備がある。教育局の職員は定期的に各学校を巡回し、問題点などを指摘すると共に教授法の講習会を実施している。年間予算は、約3,500千円。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ディキル市内のひとつの小学校に留まらず、広範囲にわたる理科教育の質的改善に向け、教育局配属の小学校教諭の要請により、平成26年度2次隊からJICAボランティアが活動を開始した。ディキル州の小学校には理科実験道具が整っていない。また、教員の理科教育に対する関心も低く、生徒たちに対する授業も表面的な説明にとどまり、興味を引き出すような授業が実施されていない。現在、派遣中のボランティアはディキル市内の4校の小学校を巡回しながら自作の実験教材を使い、理科の授業を行っている。その他、学校の庭やペットボトルなどを活用して生徒と共に植物栽培を行っている。これらの活動は、配属先からも高い評価を受けており、この活動を定着させるためにも後任ボランティアの派遣が必須である。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.理科実験教材の開発、科学実験の紹介などの活動を通して実験授業の普及と定着を推進する
2.授業プランの作成や、実験授業講習会などの活動により、生徒や教師の理科への興味や理解を深める

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

コピー機、プリンター

4）配属先同僚及び活動対象者

局長 男性1名、
指導官 男性1名、
教育局の局員約10名(男性30～40歳代)

【資格条件等】

[参考情報]：

　・理科実験の指導経験

【地域概況】

【特記事項】

非常に厳しい環境のため、心身ともに頑強であることが望まれる。