要請番号(JL60320A04)
募集終了
・2020/2 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育・職業訓練省
2)配属機関名(日本語)
特別支援児学校
3)任地( ジブチ ) JICA事務所の所在地( ジブチ )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
本校は2010年に設立されたジブチ唯一の公立特別支援児学校である。ジブチ教育省下に置かれ、社会問題・国民連帯省や大統領夫人の支援を得るジブチ女性連合とも連携している。本校では主に、視覚障がい児に教科学習(点字による)を、知的障がい児に社会的スキルを習得させるための活動を行っている(日本の小学校1年~中学2年に当たる前者34名、後者86名。2019年10月現在)。予算は必要に応じ教育省に申請する手続きとなるため、本校レベルでは予算を管理していない。教育省の他、ユニセフや韓国のNGOからも支援を得ている(通学バスや点字マシーンの供与等)。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ジブチ教育省下の特別支援児教育課課長が、2008年からジブチ市で特別支援児への教育を開始し、同課長による運営実施管理の下、2010年から公的教育機関となった。同課長自身が視覚障がいを持ち、特別支援教育の教員養成の経験があるものの、特別支援児学校としての運営及び活動経験は10年に満たず、学習内容や支援方法についてはまだ模索の段階である。現状下、ジブチで先駆的な取り組みとなる本支援教育について、現場経験と柔軟な対応が可能となるJICA隊員への支援が求められた。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
配属先長(特別支援児教育課課長)と同僚への相談と連携の下、主に視覚障がい児教育について以下の支援を行う。
1.配属先の教育及び活動の状況(主に、IT・算数・体育等)を把握・分析するとともに、課題や改善点を整理する。
2.児童・生徒の理解促進と活動の活性化のための取り組みを検討し、同僚に提案するとともに、協働で実施を試みる。
3.IT教室の機材の状況を確認し、その活用についてのアイデアを同僚に提案するとともに、実際の教育活動における支援を行う。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
点字マシン-ン(約10台※故障にあり減少傾向)・PC(Dell7台・Windows10)・iMac(19台)・点字プリンター(1台)
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長(男性40代)・副課長(男性40代)・小学部教員8名(仏語3・英語1・アラビア語4)・中学部教員7名(仏語・英語・アラビア語・数学・地学/科学・地理/歴史・体育 各1)25-45代,女性12名・男性3名
視覚障がい児34名(小学部26・中学部8)・知的障がい児・生徒全86名(6-26歳)
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
フランス語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)
【資格条件等】
[免許]:(特別支援学校教諭)
(小学校教諭)
[性別]:(女性) 備考:配属先の要望
[学歴]:(大卒) 備考:教員を指導する立場であるため
[経験]:(指導経験)2年以上 備考:教員を指導する立場であるため
[参考情報]:
・iMACの基本的操作
・Windows・Officeの活用能力
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(安定)
【特記事項】
・政府提供を含めた住居の電気・水道設備の老朽化による不具合の発生あり。(月1~2回程度)
・政府提供住居の確保状況等により、同性間で同居の可能性あり。
・6~9月は最高気温45度以上を記録することがある。