2021年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60321A04)
募集終了

国名
ジブチ
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2022/1 ・2022/2 ・2022/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育・職業訓練省

2)配属機関名(日本語)

初等教育課

3)任地( ジブチ ) JICA事務所の所在地( ジブチ )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

配属先は教育省に設置され、ジブチ市内3学区の公立小学校計45校の教育行政を担当している。また省内の視学官事務所(日本の教育委員会に相当)や教科書・教材を作成・管理する公的機関、教員養成校等とも連携した業務にも携わっている。2016年には、ユニセフの支援により学校保健に係る研修を実施した。同課課長はJICAの本邦研修(理数科教育)の参加経験があり、日本の支援に理解を示すとともに、その取り組みを評価している。予算は必要に応じて教育省に申請する手続きとなるため、配属先では管理していない。

【要請概要】

1)要請理由・背景

教育省は、初等・中等教育における理数科教育における授業の質や学力の低さを認識し、その改善を重点課題としている。JICAの支援として、2014年より理数科教育の指導法改善を目的とした本邦研修を開始し、多数のジブチ教育関係者が参加している。また2017年には、ジブチの教員養成校にて理数科教育強化アドバイザーが算数の副教材を作成した。現在、教員養成校に2名、地方都市の教育局に1名の小学校教育隊員が派遣され(2019年10月現在)、児童の算数の基礎学力の向上を目指した活動に取り組んでいる。ジブチ市の3校区の公立小学校においても同様に、算数教育の質の向上を目的とした隊員派遣要請を行った。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先職員や小学校関係者と協議し、域内の小学校において主に以下の活動を行う。
1.同課が管轄するジブチ市内3学区の小学校を巡回し、現場の算数科教育の状況把握と課題分析を行う。
2.巡回する小学校の校長及び教員と関係を築きながら、支援対象の小学校(モデル校)を選定する。
3.課題分析の結果、有効と考える指導法の提案や教材を開発し、現場での授業の実施を支援する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

事務机・椅子

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚(7名 40~50代):初等教育課長(女性50代)・行政管理関ン社(1名)・秘書(1名)・アシスタント(4名)

活動対象者: ジブチ市内3校区45公立小学校の校長・教員・児童(人数は選択する学校・学級数による)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:C)

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(女性) 備考:配属先の要望

[学歴]:(大卒)教育学 備考:教員を指導する立場であるため

[経験]:(指導経験)3年以上 備考:配属先の要望

[参考情報]:

 ・基本的なITの知識

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯夏季少雨気候) 気温:(22~45℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

・政府提供住宅の老朽化による電気・水道等設備の不具合が頻繁に確認されている。
・政府提供住宅の確保状況等により、同性隊員と同居の可能性あり。
・6~9月は最高気温45度以上を記録することがある。