【配属機関概要】

3）任地（ オート・オグエ州フランスビル市 ） JICA事務所の所在地（ リーブルビル市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 飛行機+車 で 約 15.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

フランスビル市内に設置されたHIV/エイズ専門の医療機関。主な事業内容は、自発的なHIV抗体検査及びカウンセリング、治療薬の提供、患者に対する栄養指導、在宅支援などである。予防啓発について2009年10月に保健省とエイズ対策局が再編され1つになったことを受け、予防対策に係る業務も関与するようになった。同センターでの診察件数は570名/月、患者登録数は3,093名(2015年)である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ガボンのHIV/エイズ感染率は4.0%(2012年/UNDP人間開発報告書2014)で若干減少傾向にあるものの、引き続き、HIV/エイズ予防対策は国家の需要な課題となっている。当国の現状や状況を考慮し、エイズ対策についての知識や経験の共有、HIV/エイズ患者のケア改善、地域住民に対する効果的な予防啓発が望まれる中、JICAボランティアへの派遣要請に至っている。前任者は、日常の同僚の業務をサポートするとともに、配属先に配置された赤十字ボランティアへのHIV/エイズ啓発セミナーの計画・実施、HIV/エイズ患者の現状把握のための在宅訪問、同患者を対象とした知識共有・啓発パンフレットの作成・配布などを行った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先長や同僚への協働のもと、主に以下の活動を実施する。
1. HIV/エイズ患者へ抗HIV薬継続服用の大切さについて理解を促すための啓発活動を行う。
2. 同患者在宅訪問による現状把握と必要な支援の検討と実行を行う。
3. PC等を活用し、同患者に関わる情報を集約・整理するための業務サポートを行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

配属先内のデスクトップPC・事務机などの事務機器・用品(同僚と共有)

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚 (40代～50代):医師(カウンターパート・40代・女性1名、他1名)・経営管理者(1名)・検査技師(2名)・臨床心理士(1名)・社会福祉士(1名)・看護師(6名)・他団体ボランティア(3)・地域住民・HIV/エイズ患者、他

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

住居は、同性JICAボランティアと同居となる可能性があります。(JVのみ)
※ガボン国への派遣については、同国の今後の治安情勢の動向を見極めながら、その都度安全確認を行った上、最終的な派遣を決定しますので、派遣の延期や中止もありうる点、ご理解の上で応募願います。