【配属機関概要】

3）任地（ エスチュエール州リーブルビル市 ） JICA事務所の所在地（ リーブルビル ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

配属先である母子保健局は当国保健省内の一部局で、国内の母子保健に関わる業務を担当している。また、当局は首都リーブルビル12か所ならびに国内9州各所(計60か所)に設置されている母子保健センターを管轄するとともに、他医療機関と連携しながら当国母子保健サービスの充実を目指し、母子保健に係る政策策定をはじめ、様々な仕組みづくりや調査、統計整備、啓発活動、研修などを実施している。同配属先には2019年現在2名の助産師隊員が配置されており、配属先C/Pらと共に母親学級の推進やピア・エデュケーター育成に係る活動(以下、「ピア活動」)を推進している。

【要請概要】

1）要請理由・背景

ガボンにおけるHIV/エイズ感染率は3.6%(2016年/UNICEFデータ)で、依然国家の重要課題の一つとなっている。また、未成年者(15～19歳)のうち約2-3%がHIVに罹患している事に加え、未成年女子の4割以上が既に出産し母親となっていると言う統計結果も示されている。このような状況を鑑み、現在派遣されている隊員2名はC/P及び現地NGOと共に若者を対象としてHIV/エイズの母子感染や若年層妊娠予防の啓発活動とピア活動への取り組みを始めており、徐々に活動の幅が広がってきている。今後、当該啓発活動を更に軌道に乗せる為、当該活動を中心に推進できる隊員が必要という事で、本要請がが出された。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

配属先同僚や他の保健分野隊員らと協働し、主に以下の活動を行う。
1.選定済み2つのピア育成モデル校におけるピア活動を継続的に実施支援する。
2.新たにピア活動を実施・展開する学校の選定ならびにピア活動の導入・実施を支援する。
3.ピア活動で使用する啓発教材の作成・内容の改訂を支援する(主に、性教育、HIV/エイズならびにその他の感染症について、若年層妊娠予防など)
4.ピア活動を行う他の団体・機関らとの関係づくり・連携強化を支援する。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

歴代隊員が作成した啓発資料・教材、母子保健局内執務室

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:局長1名女性50代、配属先職員約16名主に女性30代～50代(保健衛生高等技術担当、啓発活動担当、母子感染防止対策(カウンターパート)、調査・統計担当、妊産婦健診担当、女性と新生児担当、社会福祉担当など)
活動対象者:首都・地方における青少年、妊婦(特に若年妊婦)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】