2023年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL60923B03)
募集終了

国名
ガボン
職種コード 職種
H131 栄養士
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2024/2 ・2024/3 ・2025/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

保健社会福祉省

2)配属機関名(日本語)

国立栄養センター

3)任地( エスチュエール州リーブルビル市 ) JICA事務所の所在地( リーブルビル市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 徒歩 で 約 0.5 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国立栄養センターは、1995年に設立された国民の栄養に関する事業および研究の実施機関であり、栄養失調や低栄養、生活習慣病等の予防に関する食育、栄養改善のための啓発活動を実施する他、栄養士等の人材育成や、国民の栄養に関する調査・統計などを行っている。同センターの事業予算は、国家予算に加えWHOやUNICEF等の国際機関の支援が充てられている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

ガボンにおける5歳未満の重度栄養不良児の割合は18%(国連食糧農業機関, 2018年)となっており、乳幼児死亡率の高さ(39.7人/千人, ユニセフ、2021年)の要因ともなっている。その一方、栄養過剰による肥満や生活習慣病(国民の肥満率15.8%, WHO, 2016年)も増加しており、国が取り組むべき新たな課題となっている。センターではWHOやUNICEF等国際機関の支援により栄養士の人材育成研修を実施した経験はあるが、研修後のフォローアップや、地域住民への啓発活動などは十分に行われていない。このような状況において、同センターの業務の活性化と質の向上を目的としたJICAボランティアによる技術支援が要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先センター長の指示の下、同僚と協力した以下の活動が期待されている。
1.幅広い年齢層の地域住民を対象とした食育や栄養改善のための啓発活動を計画し、実施を支援する。
2.母子保健センターや地域の診療所を巡回し、妊産婦や患者等を対象とした栄養指導を支援する。
3.啓発活動に必要な資料や教材作成について支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

多目的室・学習室・調理室等

4)配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:配属先スタッフ(30~50代男女):センター長(女性1名)・秘書(1名)・栄養士(3名)・看護師(1名)・公衆衛生担当(1名)・乳幼児保育担当(1名)・統計担当(1名)・事務員(2名) ※変動あり

活動対象者:地域住民

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

フランス語

7)選考指定言語

英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(栄養士)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(専門学校卒)家政 備考:分野専門知識は必須

[経験]:(実務経験)3年以上 備考:実践力が必要となるため

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(25~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(安定)

[水道]:(安定)

【特記事項】

他職種の隊員と連携し、幅広い年齢層・職業を対象に啓発活動を展開していくことが期待されています。