【配属機関概要】

3）任地（ ブエニ県マジュンガ郡マジュンガ市 ） JICA事務所の所在地（ アンタナナリボ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ バス で 約 12.0 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

マジュンガ郡はⅠ・Ⅱの2つの保健局が医療行政サービスを行っており、マジュンガⅠ郡保健局(SDSP)は市内中心部の9つの基礎保健センター(CSB)と16つの私立診療所を管轄している。各基礎保健センターには1～2名の医師や看護師が配置されている。マジュンガⅠ郡保健局管轄には26の地区(FOKONTANY)があり、地域人口は、約20万人。各地区2名の保健ボランティア(無報酬)が一次医療サービスを提供している。配属先年間予算は約220万円。短期・長期JV、合わせて3名の派遣実績がある。

【要請概要】

1）要請理由・背景

配属先が管轄する基礎保健センターでは、一般診療、妊婦健診、分娩、家族計画指導、予防接種などを行っている。地区レベルでは、同センターの指導のもと、保健ボランティアが地域保健の改善に取り組んでいる。2015年12月まで活動した短期看護師JV、及び現隊員は、市内の基礎保健センターで5Sの普及や村の巡回指導、近隣の学校での保健衛生啓発活動に取り組んでいる。配属先は、引き続き5S(整理、整頓、清潔、清掃、躾)の普及・定着と保健ボランティアの能力向上、同センターを訪れる患者や妊婦への各種啓発活動の強化と定着のために引き続きJVの協力を求めており、本要請に至った。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

保健局や各基礎保健センターの医師たちと協力しながら、以下の活動を行う。

1.基礎保健センターを訪れる患者や妊婦の保健衛生啓発活動(手洗い指導、栄養指導、HIV感染予防、家族計画、ワクチン接種推奨など)。
2.保健ボランティアの指導の一環として、一緒に村を巡回し、地域住民に対して保健衛生啓発活動やアドバイスの実施。
3.各基礎保健センターにおける5Sの定着活動。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

机、椅子、保健衛生啓発用教材(マダガスカル語)

4）配属先同僚及び活動対象者

保健局長(医師) 男性 50代
医師 男性1名 50代、看護師 男性・女性、 助産師 女性 30～50代
保健ボランティア52名 男性・女性 20～50代

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

活動において侵襲行為は一切行わない。活動は自転車の他、徒歩や公共交通機関を利用して巡回する。