2016年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61816B18)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G182 小学校教育
年齢制限
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2017/2 ・2017/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

フィアナランツアⅠ学区事務所

3)任地( オートマチアチャ県フィアナランツア郡フィアナランツア市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリボ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

国民教育省の郡レベルの機関であり、オートマチアチャ県の7つの郡学区事務所(CISCO)の一つである。同配属先は7つの地区教育事務所(ZAP)を管轄し、幼・小・中・高の教育行政を統括している。同郡学区事務所の管轄下には、公立幼稚園28園、公立小学校31 校、公立中学校7校、公立高校3校と、その他多くの私立の学校がある。年間予算330万円。JVの派遣は今回が初めてである。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先では児童の健全な情操育成の一助として、図画工作科の授業充実に力を入れており、教員の授業力向上のための教員研修を実施し指導技術アドバイスを行っている。しかし、教員の経験不足や慢性的な学習用材不足などで有効な授業に至っていないことが課題となっている。そこで、日本の教科指導法を取り入れ、新しい授業アイディアや授業改善を進めたいと考えている。また、同県は栄養不良児童の割合が43%と高いため、栄養確保のための啓発活動への需要も高い。このような状況から、週1回・30分(学校によっては15分・週2回)の道徳の授業、学校保健教育、環境教育、栄養教育等の授業実施も求められている。このようなことから、教員の授業力向上、保護者への生活改善への啓発活動、児童の生活行動変容への貢献が期待できるJVが要請された。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先が管轄する小学校を巡回しながら、児童や教員等の学校関係者に対して以下の活動を行う。

1.指導内容充実のために、使用教材教具の例示や自作への支援、教具活用授業手法についての研修会を行う。
2.学校保健教育、環境教育、栄養教育等へのアイディアの提供、アドバイスを実施する。
3.CISCOやZAPが実施する教員集会の支援や、教員を対象とした研修会を実施する。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

県局の業務用机、椅子。
過去のJVが作成した、手洗い・栄養啓発にかかる教材やDVDを利用することができる。

4)配属先同僚及び活動対象者

・配属先長:学区事務所長(男性・40歳代)
・環境・文化担当職員
・学校保健担当職員
・各地区教育事務所(ZAP)関係者
・各学校長、教員、児童、保護者等
・学校運営委員会(FEFFI)のメンバー(一般市民、保護者、教育関係者)

5)活動使用言語

フランス語

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(実務経験)2年以上 備考:教員研修や教材開発を実施する

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(西岸海洋性気候) 気温:(5~30℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

任国でのコミュニケーションはマダガスカル語で行う。活動は自転車の他、公共交通機関を利用して巡回する。活動対象校は配属先と話し合って決定する。