2018年度 秋 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL61818B03)
募集終了

国名
マダガスカル
職種コード 職種
G101 青少年活動
年齢制限
活動形態
個別
区分
交替
2代目
派遣期間
2年
派遣隊次
・2019/1 ・2019/2 ・2019/3

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

国民教育省

2)配属機関名(日本語)

トゥアマシナⅠ郡学区事務所

3)任地( アチナナナ県トゥアマシナ郡トゥアマシナ市 ) JICA事務所の所在地( アンタナナリヴ市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( バス で 約 8.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

任地はマダガスカル第2の都市であり、マダガスカル最大の貨物取扱量を誇る港町である。一方で、海岸沿いに住む住民は零細漁業を営む等、安定した収入がない貧困地区が多くある。配属先である同郡学区事務所(CISCO)は5つの地区教育事務所(ZAP)を管轄し、同事務所は公立小学校24校、公立中学校7校、公立高校1校、その他多くの私立学校がある。現在初代JVが派遣され協力活動を行っている。

【要請概要】

1)要請理由・背景

配属先が管轄する小学校では80%の子どもが住血吸虫症(2015年10月)に罹患しているという統計結果があり、アチナナナ県国民教育局やその管轄下にある同配属先は、その他の感染症や疾病も含めて、予防を行う必要があると考えている。インフラが整わない貧困地区に住む児童も多く、生活・衛生状態に起因する感染症(住血吸虫症・下痢症・チフス等)が原因で学校を休む必要がある児童が多い。現在派遣中の青年海外協力隊員は、児童の健康状態を改善し、日々の学習効果を高めるため、道徳/社会教育や教科外活動時間を利用して、児童に対して健康に対する意識を高める啓発活動を実施している。同案件で要請された協力隊員には、現在派遣中の協力隊員の取り組みを強化しながら、学校保健活動の活性化と学習環境の改善に向けた取り組みが期待されている。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

配属先と協力し、管轄する小学校を巡回しながら、児童の健康や学習環境を改善するために、協力隊員のアイデアを活かし、以下の活動を行う。
① 学校保健活動(例:手洗い・歯磨き・トイレ使用の励行など、衛生状態向上に資する活動を行う。
② 健康維持のために必要な運動、食事等についての啓発活動を行う。
③ 児童の生活習慣や学習環境の問題点を明確化し、児童の保護者を含めた学校関係者に情報共有しながら改善に向けた取り組み支援を行う。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

JICAボランティアが作成した衛生や栄養啓発教材等。

4)配属先同僚及び活動対象者

・学区事務所長(男性、40代)
・学校保健担当者
・各地区教育事務所(ZAP)関係者
・各学校長、教員、児童、生徒、保護者等
・学校運営委員会(FEFFI)のメンバー(一般市民、保護者、教育関係者)

5)活動使用言語

その他

6)生活使用言語

その他

7)選考指定言語

【資格条件等】

[免許]:(    )

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(    ) 備考:

[経験]:(    ) 備考:

任地での乗物利用の必要性

自転車

【地域概況】

[気候]:(熱帯雨林気候) 気温:(20~35℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可)

[電気]:(不安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

派遣前訓練でマダガスカル語もしくは任国の第二言語であるフランス語の訓練を受け、現地ではマダガスカル語の訓練を受ける。活動は自転車のみならず、公共交通機関を利用して巡回する。