要請番号(JL63016A03)
募集終了
3代目
・28/4 ・29/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・食料安全保障省
2)配属機関名(日本語)
ナンプラ州農業食料安全局
3)任地( ナンプラ州ナンプラ市 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ナンプラ州全体の農業・農村開発計画作成管理、森林・自然保護、農民に対する行政指導を行っている。州は幾つかの郡により構成されており、各郡には当局の出先機関である郡経済活動事務所が設置され、同局の管理の下、農業行政を司っている。現在ナンプラ州においてJICAはナカラ回廊(同州東部のナカラ港からナンプラを経由して隣国マラウイやザンビアへ通じる経路)開発事業を進めている。また、これまでに4名のJICAボランティアが活動し、局長を始め数名の職員が日本で研修を受けるなど、JICAとの関係が深い配属先である。
【要請概要】
1)要請理由・背景
ナンプラ州は広大で、農業に適した土地であるが、当農業局には行政事務を専門とする職員が多く、実際の農地を対象に業務を行う機会が限られている一方、現場を主体とした業務を行う人員の確保は予算的制限があり、容易でないため、現場の状況を踏まえた業務を行うことが困難な状況にある。そのため野菜栽培を専門とするボランティアを要請し、農地の状況把握に努めると共に、農民にも栽培技術の向上や、新品種栽培への取り組みを進めることを狙っている。そのため、現在活動中の前任者は、小規模で経済的に苦しい農家でも実施できる農地改良に取り組んでいる。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 農地改良方法の紹介と、導入支援を行い、収穫量向上を目指す。
2. 病害虫の同定、及び、対処法の紹介を行う。
3. 輪作、マルチング、堆肥作りの指導を行う。
4. 稲作(ネリカ米)の導入支援を行う。
5. 同州の野菜栽培に関する問題点を洗い出し、将来的に同州の野菜栽培についての提言やコンセプトの提示も期待され
ている。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
配属先機材(車両1台はボランティアの活動に優先使用される)、ハンディGPS
4)配属先同僚及び活動対象者
同僚職員:4名(平均年齢30代後半、平均職歴2~3年、大卒、および高卒)
この他、州内の農民、各郡の経済活動事務所に配属している農業普及員が活動の対象者となる。
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学 備考:同僚と同等の学歴を必要とするため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(5~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
任地にはJICA事務所の出先機関であるフィールド・オフィスが所在し、同オフィス職員がナンプラ州を含む北部4州派遣ボランティアに対する支援業務を行っている。