【配属機関概要】

3）任地（ マプト市 ） JICA事務所の所在地（ マプト市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 徒歩 で 約 0.4 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同校は1978年に創設された医療従事者を養成するための公立専門学校で、全国に4校ある医療従事者養成学校のうちの1校。初級と中級の2レベルに分けた教育課程を設定しており、初級レベルでは検査技師、母子保健看護師等計6コース、中級レベルでは検査技師、薬剤師等20コースが開設されている。学生数は1,462名。当配属先におけるJICAボランティアとしては、本件の前任のとなる臨床検査技師が2015年6月まで活動していた他、薬剤師1名が活動中である。

【要請概要】

1）要請理由・背景

モザンビーク政府は、保健医療サービスへのアクセス拡大と、質の向上を国家開発計画の最優先課題とし、全国の医療機関増設と、医療従事者の養成を推進してきた。日本政府もこれに応え、医療人材養成学校の建設、実習機材や教材の供与、人材養成に携わる専門家やボランティアの派遣等の支援を行ってきた。同校の検査技師コースは初級と中級レベルに分かれて、講義授業、学内実習や病院実習の監督を行っている。また、保健省はカリキュラムの改訂を行い実習授業の強化に取組んでおり、本件はその一環として、教材や資材を効果的に使用して実習授業ができる教員の育成のため、要請されたものである。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1. 検査技師コース(基礎・中級)の講義、および、実習授業を現地の教官とともに担当する。
2. 講義や実習授業の指導計画の立案支援を行う。
3. 実習室の教材や機材の効果的な活用を図り、現地の教官への実施指導を行う。
4. 病院実習に同行し、実習監督および評価を現地の教官とともに実施する。
5. 試験の実施および監督、評価における支援を行う。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

実習用顕微鏡、双眼顕微鏡、分光光度計、蒸留装置、微量遠心器、遠心分離機、乾滅菌機、他検査技師実習機器、PC,コピー機

4）配属先同僚及び活動対象者

校長(男性、50代、大卒)
教員数 約60名(うち、臨床検査技師コース教員7名)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】