要請番号(JL63020A05)
募集終了
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
農業・食糧安全保障省
2)配属機関名(日本語)
ニコアダラ郡国立農業研究所
3)任地( ザンベジア州ナマクラ郡 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 4.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
配属先は農業技術の研究、開発、普及を目的として誕生した農業・食糧安全保障省の管轄下の機関である。2004年に設立。全国すべての州(11)に存在する。配属先の職員数は21名(男性17名、女性4名)。配属先はニコアダラ郡に拠点があるが、協力隊員の主な活動地は隣接するナマクラ郡に2019年12月完成予定の稲作研究開発地域センター(RCoL)になる。同センターは南部アフリカに対する農業生産性プログラム(APPSA)の一環で世界銀行の支援で建設されているもの。
【要請概要】
1)要請理由・背景
モザンビークでは就業人口の約7割が農業分野に従事、主要作物はキャッサバやメイズだが、都市部を中心にコメの需要が増えている。しかし大半を輸入に頼り、国内のコメ生産量の増加が求められている。ザンベジア州は国内最大のコメの生産地で日本も技術協力を通して支援してきた。配属先は、世界銀行の支援で建設中の稲作研究開発地域センターに移転し、機材も揃う予定だが、政府の予算不足で研究者や技術者を集められずにいる。稲作、バイオテクノロジー、農業統計、農業機械といった職種も直前まで同時に検討されていたが、最近まで日本留学していたカウンターパートの専門である「土壌・肥料」が今回の職種として最終的に選ばれるに至った。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
1. 稲作に関する実証試験を企画、実行する。
2. ケルダール法による土壌分析、植物栄養分析を行う。
3. ザンベジア州の高地・低地の乾燥地と灌漑地のエコシステムにおける土壌のサンプルを収集する。
4. 試験エリアの土壌組成に関する調査を実施する。
5. 科学論文の作成に参加する。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
実験室、パソコン、プリンター、コピー機など
4)配属先同僚及び活動対象者
配属先長:男性、50代
職員数:21名(男性17名、女性4名)
活動対象者(土壌肥料研究者):男性、30代
5)活動使用言語
ポルトガル語
6)生活使用言語
ポルトガル語
7)選考指定言語
英語(レベル:C)又はポルトガル語(レベル:D)
【資格条件等】
[免許]:( )
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)農学系 備考:農業技術研究支援のため
[経験]:(実務経験)2年以上 備考:配属先の要望
[参考情報]:
・当該分野の修士号
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可)
[電気]:(安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・大学等の実習も実務経験に含む。