2020年度 春 要望調査票
青年海外協力隊 / 海外協力隊 / 日系社会青年海外協力隊 / 日系社会海外協力隊

要請番号(JL63020A24)
募集終了

国名
モザンビーク
職種コード 職種
G154 美術
年齢制限
20~45歳のみ
活動形態
個別
区分
新規
派遣期間
2年
派遣隊次
・2020/2 ・2020/3 ・2021/1

【配属機関概要】

1)受入省庁名(日本語)

教育・人間開発省

2)配属機関名(日本語)

初等教員養成校ニコアダラ校

3)任地( ザンベジア州ニコアダラ郡 ) JICA事務所の所在地( マプト市 )

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 飛行機+バス で 約 3.0 時間 )

4)配属機関の規模・事業内容

モザンビークには38校の初等教育教員養成校がある。国立(IFP)27校で、私立(EPF)11校で、州人口が11州のうち2番目に多いザンベジア州にはIFP3校、EPF1校が存在する。配属先はIFPの一つで初等教育前・後期7年、中等教育前・後期3年の計10年の修了者を1年で養成している。ただし、政府は中等教育後期(2年)の修了を義務付け入学後に3年間学ぶ体制に移行している過程にある。生徒数は195名(全寮制)、教員数は25名。数学教員の教頭は日本で技術研修を受けている。校舎は独立前に神学校として使用されていたところで、独立後すぐに改装された州内で最も古い歴史を誇るIFP。

【要請概要】

1)要請理由・背景

モザンビークの教育課程では美術を「視覚教育・工作」と呼ぶ。特徴としては中等教育になると職業訓練的な傾向が強まり、製図や大工など実用的な知識と技術の習得に重点が置かれる。とはいえ、美術の高等教育機関が同国内に数校しか存在しないため、専門教員が質・量ともに不足し、また情操を養うための教育を行うという意識がまだ低い。将来の小学校教員を育成する配属先では美術の教授法を教える授業(週2コマ×8クラス)を担当する教官が1人しかいない。そこで、日本での知見を伝え、同僚教官と協力して教員人材の育成に当たり、授業計画の策定や副教材開発にも取り組むことができる海外協力隊員の要請がなされた。

2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)

1.同僚の教官とともに美術の教授法を教える。
2.日本での知見を共有し、情操教育を意識した授業の実施や副教材の作成に取り組む。
3.廃棄物利用や低コストの材料を活用した工作実習を行う。
4.課外の時間を利用して学校施設・備品の修繕作業を生徒と共に取り組む
5.(空いた時間に)ICT授業の補助(マイクロソフトの操作法など)
6.学校運営の補助。

3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

工作室(用具)、パソコン、プリンター、コピー機

4)配属先同僚及び活動対象者

校長:男性、50代
カウンターパート:男性、40代、大卒
教員数:25名、大卒、年齢層30歳から55歳、経験年数2年から14年
職員数:20名

5)活動使用言語

ポルトガル語

6)生活使用言語

ポルトガル語

7)選考指定言語

ポルトガル語(レベル:D)又は英語(レベル:D)

【資格条件等】

[免許]:(中学校又は高等学校教諭(美術))
    (小学校教諭)

[性別]:(    ) 備考:

[学歴]:(大卒)美術 備考:同僚と同程度の学歴

[経験]:(教員経験)2年以上 備考:教員養成校であるため

[参考情報]:

 ・美術・工作を教えた経験

任地での乗物利用の必要性

不要

【地域概況】

[気候]:(サバナ気候) 気温:(10~40℃位)

[通信]:(インターネット可  電話可  無線)

[電気]:(安定)

[水道]:(不安定)

【特記事項】

学校の備品の修繕等ができるとなおよい。ただし木工や鉄工の専門性や知識・技術は問わない。