【配属機関概要】

3）任地（ 南部県フイエ郡 ） JICA事務所の所在地（ キガリ市 ）

任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間（ 車 で 約 2.5 時間 ）

4）配属機関の規模・事業内容

同校は、1971年に教会により設立された私立の聾学校で、裁縫やサロン(美容)等の技術訓練も行われている。現在、5歳から25歳の約150名の生徒(幼稚クラス、小学クラス、職業クラス)がルワンダ全土から集まり、寄宿舎生活を送っている。中学校からは地元の公立校または同じ敷地内に併設された中学クラスに進学し、健聴者とともに学んでいる。現在、青年海外協力隊員(障害児・者支援)が活動中であるが、他に韓国とフランスからもボランティアが派遣されている。

【要請概要】

1）要請理由・背景

学校長は、学校運営の方針の一つとして、情操教育(美術、音楽、体育)が聴覚障害児の特性にマッチしていると捉えており、特に美術(図工)に力を入れたいと考えている。しかし、教員の人数及び指導経験の不足により、十分な情操教育を行うことができないため、ボランティアを要請するに至った。また、生徒たちは寄宿舎生活を送っており、放課後は勉強以外に特段の活動もなく過ごしていることが多いため、課外活動(スポーツや日本文化紹介等)の指導も期待されている。

2）予定されている活動内容（最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します）

1.図工(切り絵、工作等)の指導。
2.職業クラスのサロン(美容)コースにおける実技(髪の編込み、ネイル)の指導。
3.体育(バレーボール、水泳等)の指導。
4.音楽(リズム、ダンス等)の指導。

3）隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等

文房具一式(色鉛筆、クレヨン、画用紙等)、太鼓、ボール、プール等

4）配属先同僚及び活動対象者

配属先同僚:
・学校長(男性、50代、神父、2年毎に交代)
・同僚教員(男性5名、女性15名、20～50代)
※うち1名聾者(男性、30代)
活動対象者:
・生徒(幼稚・小学・職業クラス、就学前児童～20代)

【資格条件等】

【地域概況】

【特記事項】

・赴任後、ルワンダ手話の習得が必要となります。
・JICAの判断により、訓練言語をフランス語に変更する場合があります。