要請番号(JL64217B09)
募集終了
4代目
・2018/1 ・2018/3 |
【配属機関概要】
1)受入省庁名(日本語)
国民教育省
2)配属機関名(日本語)
ティバワンヌ県視学官事務所
3)任地( ティエス州ティバワンヌ県ティバワンヌ市 ) JICA事務所の所在地( ダカール市 )
任地からJICA事務所までの交通手段、所要時間( 車 で 約 2.0 時間 )
4)配属機関の規模・事業内容
ティバワンヌ県視学官事務所(IEF)は、県内の幼稚園-小学校-中学校の管理・運営を管轄する教育行政機関である。視学官と呼ばれる、教職経験のある職員が定期的に各学校を視察し、(学校運営、学級経営、教科指導に関して)教員への研修や指導を行っている。各学校の学習内容や教育活動について評価や監督を行う他、教員の事務手続きや給与の支払い等も行っている。年間予算は約600万円。
【要請概要】
1)要請理由・背景
体育教育は初等教育のカリキュラムに入っているものの、学校ではフランス語や算数等の主要教科が優先され、実際はあまり実施されていないのが現状である。昇給試験のため教員が試験前にのみ体育を行う例が多く、定期的な体育授業は行われていない。理由の一つとして用具(ボール等)の不足が挙げられるが、教員自身が体育の実技授業を受けた経験が少ないため、指導する知識や技術も十分ではないことが主な理由である。
青年海外協力隊(JV)には、用具が不要または自作可能で簡単な用具を使って行える授業方法の提案など各学校における体育の発展や多様な実技方法の普及が求められている。2010年からJVが派遣され、過去の体育JVは小中学校における体育授業の実施やバレーボールやサッカーなどクラブ活動を通した女子スポーツの活性化に取り組んだ。同任地には、スポーツ国民教育センター(CDEPS)配属の青少年活動JV2名も活動中である。
2)予定されている活動内容(最終的な活動内容は、赴任後に配属先と協議し決定します)
視学官や体育教師と協力しながら、ボランティアの技術や経験を活かして以下の活動を行う。
1.小・中学校にて、体育の実技方法を提案し、現地教員と一緒に体育授業を実施する。
2.地域のスポーツ促進として、特に女子のスポーツ人口増加に向けてクラブ活動の普及に協力する。
3.スポーツ国民教育センター(CDEPS)や地域スポーツ団体と協力して、運動会やスポーツイベント等を開催する。
その他、同任地の青少年活動JVと連携した健康増進・スポーツ活動も可能である。
3)隊員が使用する機材の機種名・型式、設備等
教室、校庭
4)配属先同僚及び活動対象者
視学官事務所(IEF):視学官長1名、副視学官長1名、秘書1名、視学官22名
活動先 : 小中学校
活動対象者 : 小中学生、教員、地域住民、地域スポーツ団体等
5)活動使用言語
フランス語
6)生活使用言語
その他
7)選考指定言語
【資格条件等】
[免許]:(中学校又は高等学校教諭(保健体育))
[性別]:( ) 備考:
[学歴]:(大卒)体育 備考:活動に必要なため
[経験]:( ) 備考:
任地での乗物利用の必要性
不要
【地域概況】
[気候]:(ステップ気候) 気温:(15~45℃位)
[通信]:(インターネット可 電話可 無線)
[電気]:(不安定)
[水道]:(不安定)
【特記事項】
・インターネット・電気・水道などのインフラサービスは一応あるが、完全ではない。
・住居は、同任地のボランティアと同居になる可能性もある。